飲食店めぐりに興味を持ったのは、現在の居住エリアに引っ越してきてからのこと。
それ以前に住んでいたエリアのお店はほとんど行った事がなく、今になって訪問をしている有様です(苦笑
少し前は宇品で気になるお店をちょこっと攻めに行きましたが、今回は南観音エリアのお店に行ってみました。
店名は『美笠(みかさ)』。
お好み焼に関する調べ事をしていたら偶然ヒットしたんですが、南観音に住んでいた10年以上前にこのお店があったかどうかは不明です。
お店の場所は、国道2号線を観音高校正門に向かって左折し、しばらく直進したところ。
偶然見つけて入店する確率は少なく、狙って訪れないと行かない場所ではないでしょうか。
店内の手入れは行き届いており、鉄板前の特等席の他には、4人掛けのテーブルが3卓ほどと、奥に座敷が確認できました。
お店を切り盛りする3人の内、メインの焼き手は男性のようです。
肉玉そばを注文したら、男性が生地を敷き、それとは別の場所にキャベツ・もやし・天かす・豚バラを重ねていきます。
やや年配の女性は、客席側からそばにソースで下味をつけ、軽く炒めていきます。
鉄板前が満席の時はどのような陣形になるか分かりませんが、二人掛りでのセッティングは珍しい部類かなと。
野菜最下段のキャベツに焦げが生じてきたタイミングで、上下反転。すると焦げたキャベツが頂上に確認できますが、それを覆い隠すかのように生地をかぶせ、全体に蓋をして蒸しを開始。
これは提供時間を短くする工夫かなと理解しましたが、いかがでしょうか。
そして、わりと短時間で蒸し上げ、そばと合体。
卵を貼り付け、ソースを軽く塗って完成です。
全体的にソースが少ないため、胡椒が目立つ味付け。
遅くなりましたが、メニューです。
久々に出会ったセットを思わず注文しています。
セットとは、お好み焼にご飯・お新香・味噌汁が付いてくるセットです。
昔はお好み焼と一緒にご飯を食べていましたので、何だか懐かしく思ったんですよ。
しかし、ここのお好み焼はかなりさっぱりしていますので、ご飯のおかずにはちょっと不向きでした(苦笑
だからといってソースを掛けすぎるとバランスが崩れるため、なかなか悩ましいご飯でした。
客層は男性1人客がメイン。
おそらく近所で働いている方と思われます。
店内に流れる演歌をバックに、イニシエ感のあるお好み焼をご飯とともに食す。
何だか、懐かしさを感じるひと時でした。
ごちそうさまでした!!!
(2012.7)
■お店のデータ
美笠
広島市西区南観音1-10-10
0822345566
11~14時
17~21時
※日曜日は中休みなし
定休日:火曜日
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