居酒屋としての「向日葵」が閉店したのは2020年夏のこと。
僕にとっては突然の知らせだったので、とっても驚いたことを覚えています。
旨い日本酒と旨いオリジナル料理。
何度も楽しませてもらいました。
あれから2年。
移動販売などを経由して、カレー&バルとして舟入幸町に再オープン。
※以前「ラーメン食堂nob」があった場所。
どんなカレーが出てくるんだろう、これは期待しかありません。
店に近づくと、どことなくカルダモンっぽい香りが漂っています。
ますます期待しちゃうなぁ(笑
入口前に簡単なメニュー看板がありました。
親鶏のキーマカレーか。
ちょっと面白そうだなぁ。
木を多用した店内は、ナチュラルカラーの木部と網代風の天井がいい組み合わせ。
若々しい音楽とホール担当の奥様の雰囲気が相まって、優しくて落ち着く空間に仕上がっています。
客席はカウンターとテーブル。
カウンター席の後ろにある柱には、八重の露のホーロー看板が。
そう言えば、八重の露を醸す上杉酒造が廃業された後、居酒屋時代の店で2杯飲んだんでした。
もう飲めないと思っていただけに、嬉しい出会いでした。
メニューブックにはカレーを11種類掲載。
欧風カレーとスパイスカレーがあって、今回はスパイスカレーかな。
スタンダードも変化球もある中から、ごろっと豚大根の山椒カレーに目が留まりました。
カレーと山椒の相性は抜群ですからね。
あ、ついでにご飯は大盛りで(笑
カレーは、注文から5~6分ほどで登場。
器が熱いので、スプーンでかけて食べてくださいとのことでしたが、触ると確かに激熱でした(笑
大盛りご飯の上には、大きめの豚肉と半分に割ったオクラ、レッドペッパー、そして多分ですがバナナチップスでしょうか。
青い器に入ったカレーソースは、中辛にしたせいか、なかなか辛そうな見た目です。
カレーは中辛でも結構辛く、後から山椒のしびれが感じられます。
ソースの中には角切り大根の煮物が。
和出汁を含んだような味わいで、強めの山椒感がしっかりと。
これはいい。
ご飯の上の豚肉。
何と、甘く煮てあるんです。
厚みのある甘めのチャーシューって感じでしょうか。
付け合わせには、紫キャベツと何かのペースト。
キャベツは甘さがあり、ペーストはきのこっぽい味わい。
豚の甘さ、カレーの辛さ、山椒の痺れ、そしてきのこ的な味わい。
これらが口の中で混ざり合い、あぁ旨いなぁと感じながら、幸せなランチタイムを過ごす。
やっぱり、ここの料理好きだなぁ。
子供向けに辛さゼロのカレーもあるし、小麦粉がNGな人向けにグルテンフリーにも取り組む姿勢が素晴らしいではありませんか。
今度、家族で来てみよう。
喜んでくれるといいんだけど。
ごちそうさまでした!!!
(2022.11)
■移転後のデータ
広島市中区舟入幸町3-20
0822182927
11:30~14:00
17:00~21:30
定休日:月曜日
■向日葵の訪問記
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