最近、路地をうろつく仕事をしておりまして。
※どんな仕事だ(笑
こういう時に限って、気になる店を見つけるものなのです。
広大病院の南側。
国道2号線から1本離れた路地の角地で『ミミ』と出会いました。
うん、何だかいい外観だ。
お昼のピークタイムをずいぶんと過ぎていたので、声掛けして営業中であることを確認し、入店。
おばちゃんが一人で切り盛りするお店で、客席は鉄板前4席・カウンター3席・2人用テーブル2卓・奥に半個室を用意。
ホールに出るまでの動線が長いので、こりゃ大変そうだ。
メニューは、お好み焼き・焼きそば(うどん)・そばめしなど。
トッピングの種類はそこそこあるので、頭上の短冊メニューにゆっくり目を通していきます。
注文したのは、肉玉そばと生イカ・生エビのミックス。
トッピング単品だと150円×2=300円だけど、ミックスなら200円なんですって。
焼き始めは、生地を丁寧に丸く延ばすところから。
魚粉を振りかけ、キャベツ・レンゲ2杯の天かす・青ネギ・もやし・豚バラと積んでいきます。
スプーンでラードを鉄板に垂らし、続けて豚バラの上にも垂らします。
ラードを垂らした鉄板部分を目がけて、本体を反転。
袋から出されたそばは、出汁(水?)を注し、ほぐしながら炒めていきます。
ある程度火が通ったらソースで下味。
生エビは冷凍状態のものを鉄板で解凍。
生イカはレンジで解凍し、海老と一緒に鉄板で加熱。
量は、200円にしては結構あるなぁ。
いいじゃん。
さて、いよいよ仕上げに入ります。
卵をカパッと割ると、何と!卵黄がふたつのタイプではありませんか。
これは予想外のうれしさだ。
鉄板に落とした卵をヘラで広げるとき、黄身色が全体に広がって、これがまたいい色なんですよ。
卵に本体を乗せ、固まり切る前に反転。
ソース・ガーリックパウダー・青のり・青ネギで仕上げて完成です。
固まり切っていない卵のコク。
オタフクソースの甘さ。
魚粉も効いてる。
そして、時々エビイカ。
仕上がり温度は低く、パクパク食べられるのが良いですね。
暑い時期には、特に嬉しい温度帯だと思います。
場所柄ワンルームが多そうだけど、この辺りに住む医学生のお腹も満たしているのかな?
だとしたら嬉しいけど、最近の若い子はコンビニかなぁ(苦笑
広島に住んでいる間くらいは、お好み焼き食べろよ~
創業から22年。
街角に佇む街場のお好み焼き屋さん。
やっぱり、こういう店が好きなんだな。
ごちそうさまでした!!
(2022.6)
■お店のデータ
ミミ
広島市南区出汐4-2-1
0822505233
11:00~14:00
17:00~19:00
定休日:未確認
コメント