日本酒名の入った琺瑯看板。
趣味で集めている人がいたり骨董屋で見かけたりしますが、それ以外の看板やビニールテントは保存されていないのでは。
建物がなくなると、その存在も消える。
そんな儚い看板類に焦点を当てた記事。
あまりにもネタがなくて間が空いてしまいましたが、2018年9月以来の第16弾、お届けいたします。
年増美人(安芸高田市向原町戸島にて発見)
この看板があるのは、JR向原駅の手前にある「御宴会・御法事 京屋」の壁面。屋号を挟んで、左に向井櫻、右に年増美人の看板が描かれています。
醸造元の戸島酒造については、インターネットでの有用な情報は皆無。
廃業は平成に入ってからかもという、憶測に基づく記述があるのみ。
手元にある書籍だと、平成13年発刊の「広島の酒」には掲載されておらず、昭和48年発刊の「広島の酒」には文字情報で掲載あり。
どんなお酒だったんだろう。
保万齢(中区江波東にて発見)
江波でお好み焼きを食べた際、見つけた看板。
どこかで聞いたことがある気が~、と思い調べてみると同期の桜@江田島銘醸のお酒でした。
江田島銘醸自体は現在も存続していて、保万齢というお酒も作っています。
看板としては珍しいんですけどね。
■日本酒の看板シリーズ
1(朝光・廣島城・向井櫻・家納喜)
2(金天鈴・高田鶴・一勝)
3(喜美福・関西美人・瀬戸の宴)
4(桜吹雪・城乃峰)
5(千代の春・喜久牡丹)
6(峰仙人・旭菊水)
7(金泉・三谷春)
8(城基・一勝)
9(大号令・竹鶴)
10(玉扇・ほうえいづる)
11(満潮・千恵盛)
12(安芸美人・白蘭)
13(千代の笹・旭鶴)
14(平和櫻・千萬喜)
15(松乃香)
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