古川食堂（お好み焼き・府中市）

去年、府中焼きを初めて食べまして。

最初は「としのや」、二枚目は「笑壺」。

どちらも本場とは焼き方が違うらしく、詳しい方におススメいただいた『古川食堂』に確かめに行くことに。





府中焼の本場、府中市の中でも老舗に類するこちらのお店。

どんな感じか楽しみですね～





訪れたのは１月４日。店の周囲に１０台ほどある駐車場は、ほぼ満車。

凄いなぁ。





中に入ると、鉄板前席とテーブル席、座敷があって、２階にも部屋があるみたい。

お店の切り盛りは、女性ばかりで５名ほど。

中でも、焼き手の女性から店主っぽい風格が感じられました。





メニューです。



そば肉玉をベースとして、麺抜きやいか入りなど、１０種類程度を展開。

ぶたと肉の違いが気にはなりましたが、忙しすぎて聞ける雰囲気ではないので、そば肉玉でお願いしてみました。





待っている間、もう一つの名物おでんなぞ。




※おでんを取ったら、いくつ取ったか申告が必要ですので、ご注意ください。

真っ黒いツユ。

これはインパクトあるなぁ。

醤油辛いのかなと思いきや、むしろ甘いです。

この後を引く甘さ、なかなか惹きがありますよ。

大根だと素直に甘いだけですが、すじ肉だと肉の脂や旨味と一体となり、なんとも旨いではありませんか。





さて、お好み焼き。

生地を丸く敷き、魚粉・キャベツ・天かす・そば・ミンチ・つなぎと積み上げ、反転します。









しばらく放置したら卵を張り付け、ソース青のりなどで完成です。





カリカリに焼かれたそば。

平たく一体感があって食べやすい仕上がり。

ソースの甘さが気になるものの。さくっとおやつ感覚で食べられます。

僕が広島で食べた２枚は、各店のオリジナルだったので、こことは焼き方が違ったんですね。





あ、そうそう。

ぶたというのは、ミンチの代わりに豚バラ肉を使うみたいです。

しかも、豚バラの上から溶き卵がかけられていました。

ぶたにすると自動的にこうなるのか、メニューに設定があるのかは不明ですが。





何事も原典（または極めて近しいもの）に当たるのは大事なこと。

これを府中焼の基準として、今後の食べ比べに生かしたいと思います。

ごちそうさまでした！！！

（2018.1）



■お店のデータ
古川食堂
府中市府中町８９８－１
０８４７４１４４０１
１１：００～２１：００
定休日：水曜日


■カテゴリー別飲食店リストはこちらからご覧いただけます。


■ 所在地別飲食店リストはこちらご覧いただけます。