『八昌』創業者の小川さんが焼かれている、幟町店に行ってきました。
ここは以前、『八昌』で修行した方がされていた「長久」という店がありました。
ご事情により店を閉めた後、小川さんが跡地で幟町店を立ち上げたと聞いています。
お店の場所は、薬研掘通りを抜けて、電車通りを渡ったすぐのところ。
イタリア料理の「LIBERO」などが近くにあるエリアです。
中に入ると、大きく取られた厨房ゾーンを鉄板席が囲み、その他のスペースにテーブル席を4~5卓確保。
9割方席が埋まっていましたが、一人客の間に鉄板席が空いていましたので、肩をすくめながら滑り込み、席が確保できました。
注文したのは、肉玉そば864円。
五日市店開店直後以来の小川さんの一枚。
果たしてどんな感じなんでしょうか。
改めて焼き方を見ていると、色々と気付くことが多いですね。
まずはキャベツのボリューム。
多いな~
空気を含めるようにして、ふわっとほわっと盛るので、余計に多く見えるのかもしれません。
そして、つなぎの量もかなり多め。
そばは茹でた後、冷水で〆てたんですね。
知らんかった~
そしてそばに注ぐ油の量の多いこと!
普段、油膜で覆われたラーメン食べてますけど、下手なラーメンよりも油の量、多いですよ(笑
焼き時間は20分くらいでしょうか。ようやく出てきました!
カリッと焼かれたそばは、中にもちっと感を残し、その甘さが際立ちます。
黄身が2つの卵も濃厚でして、麺と卵の甘さがしかと感じられます。
カリカリに焼かれた肉、ねっとり感のあるつなぎ、強めの魚粉も特徴の一つ。
提供温度は、口中ヤケド確実なほどの熱々ぶりで、ジョッキの氷水は2杯は必要ですのでご注意を。
食べ進めていると、生地に熱が通りガリガリになっていきます。
これ、五日市で食べたときと同じだ(笑
穏やかに見える小川さんが、かもし出す緊張感。
店員の間では共有されていますけど、お客に対してはそれを感じさせません。
明るく大きな声出し。
笑顔。
よく気が付き、元気の良い対応もいいですね。
中の人は大変でしょうけど、お客としては楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
ごちそうさまでした!!!
(2016.2)
■お店のデータ
八昌
広島市中区幟町14-17
0822244577
10~15時
定休日:日曜・月曜
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