「今年のGWは休めるの?」
家でそんな話題が出始めたのは、4月初旬だったでしょうか。
こちらとしても早々にGW休みの予定を組みたかったんですが、引継ぎの関係でメンバー全員が揃うのが4月中旬。
結局、正式に休みが決まったのは20日頃の事でした。
この時期になりますと、一泊で旅行でもと思っても良い宿はすでに満室。
そもそもどこに行っても混んでいるので「どうしようかなぁ。。。」とぐずぐずしていると、時間ばかりが過ぎていく事に。
突如ナイスアイデアが閃いたものの、一般的な女性であればまず却下されるであろう内容です。
が、思い切って提案してみると快諾してくれ、その方面の宿まで押さえてくれました。
持つべきものは酒飲みの妻ですなぁ(笑)。
という事で、このGWは、山口県日本酒遠征遠第2弾を敢行することとなりました。
前回の遠征では回りきれなかった周南市の蔵を訪問し、夜は宇部に宿泊。2日目は朝食・昼食のお店だけ決めて、後は流れの中で考える事に。
初日のお昼は、下松市の牛骨ラーメンに狙いで。
当地が誇る牛骨ラーメンは全国的にも数は多くなく、僕自身、食べた記憶がありません。
となると、周南市の蔵巡りをするに当たって、腹ごなしの場としては最適ではありませんか。
さて、今回訪問した『紅蘭』は、フェイスブックで教えていただいたお店。
※堀さん、ありがとうございました!
調べてみますと、下松市にある牛骨ラーメンの元祖と呼ばれているお店で、創業60年の老舗との事。
さてさて、どんな一杯に出会えるか、楽しみに訪問してみました。
お店の場所は、JR下松駅の西側。駅前のロータリーを西に進むとお店が見えてきます。
お店に着いたのはお昼の12時頃。待ち客6名がほどあり、僕たちが並んだ後には10名ほどの待ちが出来ておりました。
待っている間に、周囲を撮影。。。
10分ほど待って店内に入り、並(1玉)・中(1.5玉)・大(2玉)の中から選んだのは、中華そばの中。
注文から3分ほどで出てきた中華そばは、牛骨醤油というフレーズとはイメージが違うものでした。
澄んだスープに元ダレが効いた茶褐色のビジュアルだと思っていましたが、出てきたのは白濁スープ。
卓上にある元ダレの色を見る限りでは、効きは軽めで、わりと薄味の部類だと推察いたしました。
実際にスープを飲んでみると、独特のざらっと感やスープのコクの感じ方が天下一品のスープを薄めたような印象。
とろみのあるスープで鶏が前面に出た組み立てに驚きました。
牛骨と思われる甘さは、最後にほのかに感じる程度。
表面には脂が層を成しており、なかなかのこってり度合いでした。
麺は固めに茹でられた丸麺だったかな。
味としては、決して悪くない印象。
しかし、食べ終えてから、「これは牛骨ラーメンと呼んでいいものなのだろうか?」という疑問を抱きましたが、いかがでしょうか。
ごちそうさまでした!!
(2013.5)
■お店のデータ
紅蘭
山口県下松市駅南11-5-10
0833410750
10:30~17:00
定休日:水曜日
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