記念日というものは覚えていて当たり前。
どんな演出をするかによって男としての価値が問われていると感じておりますが、いかがでしょうか。
出会った日・付き合い始めた日・初めて○○した日・結婚記念日・誕生日など。
本音をこぼしてしまうとそんなにたくさん覚えられないよと言いたくなってしまいますが、そんな事は口が避けてもいえないのが世の男性の過半を占めるのではないでしょうか。
女性の皆様におかれましては、この辺りの事を見透かした上で、記念日を覚えられない男性陣にソフトタッチで接していただければ幸いです。
さて、覚えきれない記念日の中でも比較的印象に残りやすいのは誕生日。
極まれにお相手の誕生日を覚えていない方に出くわしますが、最低限それ位は労せず覚えておいていただきたいものです。
我が家はどうかと言うと、幸いなことに2人の誕生日が非常に近く、忘れたくても忘れられない状況となっておりまして(笑)。
昨年は故あって、誕生日を十分に祝うことができませんでしたが、今年はいつもお世話になっている『ずぼら』で互いを祝う事ができました。
最近の『ずぼら』は、日本酒の揃いを少しずつ変えていて、ちょっと前だと獺祭と龍勢が、この日は富久長・白鴻・五橋立春朝絞りなどがオンメニュー。
個人的には非常に嬉しい展開ですぞ(笑)。
さて、料理。
突出7品からスタートです。
写真手前から、貝とわけぎのぬた・筍の木の芽和え・鯛の唐揚げ・下足の炒め物・白子ポン酢・小いわし煮物・中央にめかぶ。
特に良かったのは鯛のから揚げと下足の炒め物、白子の3つです。
塩だけで味付けた鯛の唐揚げは、咀嚼すると鯛の香りがふわんと広がる一品。紫蘇ドレッシングが掛けられた下足の炒め物は、清涼感満載。
白子は、もう何も言うことがない旨さ。
総じて少し強めの味付けと感じましたが、これはとっとと日本酒を飲めというメッセージだったんでしょうか(笑)。
刺身の盛り合わせは左下から順に、鳥貝・烏賊・赤身・鰤・鯛・かわはぎ・炙ったかわはぎの肝。
鳥貝は生。最盛期のような香りはありませんが、今でも十分と思わせてくれる旨さです。
ネットリと甘い烏賊、独特の酸味と旨味が心地よい赤身、品の良い鯛の旨味に鰤の脂も良い。
かわはぎは厚めに切られていて、全くけち臭くない分厚さです。
こちらの刺身ってどれも厚めに切られていますので、食べ応えがあって、しっかりと味を感じるのが好きな理由の一つ。
ねぎま鍋・カキフライ・あわびのバター焼きと続けざまに。
カキフライはキュキュッと身が締まった牡蠣をお使いで、さっぱりとした旨さが独特です。
あわびとねぎま鍋は、言わずもがな(笑)。
飲んだ日本酒は、五橋・富久長・白鴻・松竹梅の4種。
五橋は「立春朝絞り」で、フレッシュさは抜けていましたが、らしい旨味と甘みは健在。
富久長は辛口でさっぱりとした酸が強め。ちょっと意外な味でしたのでスペックをお聞きすると、八反草の75%で槽しぼりでした。
白鴻も酸味がありましたが、スペックまでは未確認。
海の幸と海の酒。この合わせ方、好きだなぁ。
松竹梅は白壁の郷というお酒で、燗にすると間違いのない旨さなんですよ。
さて握りは各自お好みで。
鯛昆布締め・オコゼ・〆鯖・ちゃりこ。
かわはぎ・赤貝・なまこ軍艦・鰤。
車えび頭と身・たまご・赤出汁。
ちゃりこは小鯛の事で、柔らかめの身質。こりこり食感とはまた違った旨さです。
赤貝はフレッシュなキュウリのようなさわやかな香りが面白く、甘みももちろん。
どれも素材の良さが伝わってきて、ほころばせながら食べ進めました。
いつも旨い寿司をありがとうございます。
ごちそうさまでした!!!!
(2013.2)
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コメント
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こんばんは。ずぼら寿司この前はいつも素通りしてました。名前だけにどうなのかなぁ~との印象でした。なんとこんなワザのあるお店とはつゆ知らず、失礼いたしました。来週スタッフの慰労会を考えておりまして、候補の一つとさせていただきます。ありがとうございます。
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大将と気が合うのと、ネタが良い割にはそんなに高くないのでお気に入りです。
お店自体は50年程されている老舗なんですよ。
上にぎりは質・量ともにオススメですので、ぜひ。
テーブル席も有りますので、人数いてもある程度は大丈夫かと。
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いつも仲良し夫婦で良いですね♪
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ベタ惚れですから(笑)。