(安佐南区に移転し、店名を佐竹家に変更)
広島城大手門から来たのであろう店名を冠する中国料理店『大手門』は、「びぜんや」「ふじ(未訪)」と共に、老舗感漂う飲食ストリートを形成しております。
僕が大学生の頃には既に営業されていた記憶がありますので、創業は20年以前なのかなと。
お店に入ると正面には奥に延びる通路があり、その左手にはテーブル席と漫画本がズラリ。
半分より奥の左側が厨房とカウンター席、右側がテーブル席といった陣容です。
お店の切盛りは男女3名で、調理メインの男女と調理補助・接客の女性という役割分担。
お客の来退店時の声出しはとても大きくハキハキとされており、やはりお店の雰囲気というのも価値の一つだよなと感じてしまいます。
このようなお店ですので、客層はご想像通りの男性メイン。漫画のある老舗店に40代以降のサラリーマン男性ありという黄金の法則は、ここでも生きていることが確認できます。
メニューです。
お昼は麺類と丼物、セット物を提供のようで、夜メニューのように揚げ物系メニューの提供は確認できませんでした。
極太自家製麺を使った「かまあげラーメン」や11~2月限定の牡蠣を使った「元祖広島ラーメン」も気になりましたが、10数年ぶり2度目の訪問でしたので定番かなと思われたチャーハンセットを注文。
ラーメンは、もやし・メンマ・チャーシュー・ネギ・そぼろ肉という具材で彩られ、最初から胡椒がかかっております。
スープを一口飲むと、麺やもやしのにおいが移っているような香りが感じられ、後口の甘さも特徴的かなと。
背油っぽいものが浮いていますが、大勢に影響なし。そして胡椒の効きがいいのは、後に残る甘さと関係が有るのでしょうか。
麺は中太ストレート。
もっさりとした食感のため少し茹でが足りないかなと感じましたが、それはブレの範囲内かもしれません。
チャーハンは頂にそぼろ肉をたたえたビジュアル。
ウェットな仕上がりで、調味料は強めです。
キャベツ・レタス・貝割れのサラダはゴマドレッシングがかかっており、横っちょの方にゆで卵が半分添えられております。
ゆで卵はそのまま食べてもでも良いですし、ラーメンに入れても良いのではないでしょうか。
総じて、昔懐かしい味わい。食後の喉の渇きも想定内(笑)。
まだまだこの界隈は開拓が足りませんので、じわじわと攻めてみたいと思います。
ごちそうさまでした!!
(2013.1)
■お店のデータ
大手門
広島市中区大手町2-6-32
0822457228
11:30~15:00
18:00~24:00
土日は11:30~14:00
定休日:未確認
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