鷹野橋商店街の1本北筋にある『四川麻婆専家 辣辣(らら)』。
お昼は待ち客が出るほど繁盛されてらっしゃいます。
それはそれで良いことなんですが、僕にとっては勤め先から遠いため待ち時間が長いと帰社が昼休憩をオーバーするリスクがあるんです。
実は今までに2回訪問を試みましたが、待ち客の多さに入店を諦めた程。
3回目の今回は待ち客が2名だったため、早めの入店を期待して並んでみました。
思ったほど回転は速くない印象でしたが、12時25分頃に入店・着席。
すぐに注文を聞かれましたので、メニューをサッと見てホルモン入りの麻婆豆腐セットを大盛で注文してみました。
提供されるまでの間、店内をキョロキョロと。
客席はテーブル席6卓ほどとL型カウンターに10席が配置され、その切り盛りは男女2名で。
ややオーバーフロー気味かなと思いましたが、素早い動きでギリギリ回転させてらっしゃる辺りはさすが。
厨房ではご主人が忙しそうに麻婆豆腐や油琳鶏を作られていましたが、繁盛店ならではの事前の仕込みに感心しながら手際の良さを見させていただきました。
通常の中華料理店では材料と主だった調味料を炒めた後、スープや豆腐などを入れて煮込み、水溶き片栗粉でとろみをつける作り方かと思います。
こちらでは予め仕込んでいた麻婆豆腐の素(肉味噌のようなもの)をアイスディッシャーと思われる器具(アイスクリームを丸く抉り取る器具)で取り、調味料やスープと合わせて火を通します。
そこに湯通しした豆腐を入れ、水溶き片栗粉で軽くとろみをつけて完成。
最初の炒め時間を短縮するための仕込み。なかなか合理的ですねぇ。
さて出てきた麻婆豆腐のセットはこんな感じです。
隣客のと比べると明らかに量が多い麻婆豆腐とご飯。
これは食べ甲斐があるというものです。
麻婆はちと油多めかなと思いましたが、食べてみると意外とさらりとしていてなかなかの旨さ。
具材として入っていたホルモンは小ぶりですが、プリプリで脂が甘くかなりの旨さ。
しかし、麻婆豆腐の具材としての必要性は少ないかなと(苦笑
ラー油と山椒の辛さは大したことなくピリ辛程度でしたので、卓上の山椒をミルで挽いて多めに追加投入。
それでも痺れは余り感じられませんでした。
食べ終えて社に戻ると12時56分とギリギリ。
待つ事なく提供が早ければもう少し遠方にも行けるんでしょうが、『辣辣』ほどの繁盛店であればこの距離が限界ですねぇ。
昼に行くとなかなか慌しいですので、機会があれば夜に訪れてみたいと思います。
ごちそうさまでした!!!
(2012.9)
■お店のデータ
辣辣
広島市中区大手町5-4-1
0825009039
11:30~14:00
18:00~21:00
定休日:日曜・祝日
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コメント
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私は先日、五日市の「廣来」でマーボー豆腐を食べました。美味しかったのですが、私には刺激がいまひとつもの足りません(涙)。
ピリピリしびれる(笑)マーボー豆腐が食べたいのですが、いいお店をご存知なら、教えてくださいませm(__)m
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どうもです!
しびれる麻婆豆腐ですか〜。
五月が丘の竹琳で辛目指定、辣辣、スーツアンレストラン陳などでしょうか。あ、十日市にある菜心の陳麻婆豆腐も良いかも!
究極は自作して國松ラー油と國松山椒を好きなだけかけるのも良いですよ〜。