ここ広島市において、澄んだスープ(清湯)のラーメン店が増えてきましたが、その波が福島町にも到達しました。
今回ご紹介する『わら』は、2023年3月にオープン。
酔心調理製菓専門学校の裏辺りに出来たお店で、かつての有名焼肉店「菊寛」の跡地に出店。
店に入ってすぐに券売機。
ささっと見たところ、ラーメンは鶏(醤油or塩)、煮干し、味噌の3種。
そして、つけ麺もあるようです。
券売機の下の方に目をやると、トッピングやご飯物のボタンも確認。
僕が購入したのは、煮干しらーめん700円とネギめし300円の食券。
普段は白ごはんなんだけど、勝手にオープン祝いということで。
店員さんに手渡すと、細麺or太麺、ご飯の量が大・中・小と選択肢を与えられます。
今回は、太麺でごはんは中にて。
こちらへどうぞと案内されたのはカウンター席。
重厚感ある一枚物のカウンターをŁ型に配置。
よく見ると、店内の数か所に立派な木の柱があり、新規での設置は重たい初期投資になりますので、「菊寛」時代の物を使っているんでしょう。
まず出てきたのは、煮干しらーめん。
澄んだスープは醤油色。
表面は油で覆われていて、よくみると黒い点々が浮遊しています。
これは煮干し油なのかな?
具材は、大判チャーシュー・メンマ・青ネギ・海苔・なると。
醤油の風味が豊かに感じられるスープは、口当たりがきれい。
あっさり傾向ですが、旨味・コクに不足なし。
煮干し感は軽めです。
麺は、流石テイガクというクオリティ。
どんな太麺が出てくるかと思いきや、なんと幅広平打ちピロピロ麵ではありませんか。
つるっとすすると、口の中で踊る麺。
この食感が好きだなぁ。
そして、風味もしっかり。
浅草開花楼の麺も好きですが、テイガクの麺も好きです。
具材では、大判チャーシューがとてもいいと思います。
味付けは控えめで、肉自体の旨味で勝負。
このチャーシューを使ったにくめし、間違いなく旨いでしょう。
一方のねぎめしですが、たっぷりの刻みネギに塩とごま油メインの味付け。
丼は、小さめの親子丼を盛るようなサイズ感で思った以上にボリュームあり。
少し残念だったのは、ネギが乾いていて、風味が飛んでいたこと。
これ、フレッシュだったら間違いなく旨いと思います。
個人的には再訪あり。
次回は味噌ラーメンとにくめしを食べてみようと思います。
ごちそうさまでした!!
(2023.5)
■お店のデータ
わら
広島市西区福島町2-7-1
0822325885
11:00~15:00
17:00~21:00
定休日:月曜日
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