流川に古くからある中華料理店『天津』。元上司にこの店を教えてもらったのは、今から4、5年ほど前。一時期、足繁く通ったものです。
しかし、特にきっかけがあった訳ではないんですが、2年ほど前からパッタリと行かなくなりました。
ある休みの前日。
「餃子が食べたい。」
「じゃぁ、清ちゃんか王か。それとも流川の餃子センターか。」
妻と話をしている内に『天津』のことを思い出し、久々に行ってみる事にしました。
そう、僕達は『天津』の水餃子がお気に入りだったんですよ。足繁く通っている頃は、2軒目に訪れ、水餃子を2、3人前と中国酒を飲んで帰ると言うのが定番コースでした。
実は餃子(水&焼き)以外の料理を食べたことがなくて、それもどうかと思いますが、この事も今回の訪問のきっかけにはなりました。
※テントに書かれている男性は先代のご店主の似顔絵かな。
入口の引き戸に書かれている「手動」ってのが良いですねぇ。
中に入ると以前と変わらない店内、そしてご店主の姿が。でも、僕達の事は、さすがに覚えてらっしゃらないかな?
手前にあるカウンター席を通り抜け、奥のテーブル席へ。
相変わらず、芸能人やスポーツ選手のサインがたくさんあるなぁ。
中国酒は後の楽しみに取っておく事にして、まずは生ビールから。そして料理を数品。
にら炒め。
案外薄い味付け。酢醤油を掛けて食べると丁度良い味。なかなか旨い。
水餃子を2人前。
生姜が良く利いた餡と柔らかめの皮。
何も付けなくても旨いし、酢醤油にラー油を入れて辛くして食べても旨い。
皮はもっと弾力が欲しいですが、現状でも僕は好きですねぇ。
豆腐天。
木綿豆腐に卵が多めの衣を着けて揚げたもの。お皿の中心には味噌ダレとたくさんのネギが。これはまあまあかな。
最後は天津焼そば。
塩焼きそばになるのかな。僕が家で作る焼きそばは、塩コショウと日本酒で味付けるんですが、よく似た味付けだなぁと思いました。
こちらはお酒のメニュー。
多分、ほとんど飲んだことがあるんですが、記憶に残っていないなぁ(苦笑)。
とりあえず味が抜群と書かれてある芽台酒(マオタイシュ)をロックで注文。
ちょっと粉っぽい舌触り。
調べてみると、モロコシが原料の蒸留酒との事。周恩来が田中角栄をこのお酒で接待したということが書かれていた。へぇ~。
久々の訪問でしたが、水餃子の旨さが健在で良かった。違う料理もいくつか食べてみたいですので、何度か足を運んでみようと思います。
ごちそうさまでした!!!
※水餃子を注文した時にホールの女性が発する声が好き。「水(すい)、二つ~。」って奴なんですが、これは聞かなきゃ分かんないか(笑)。
(2011.3)
■お店のデータ
天津
広島市中区流川町3-5
0822417084
17~23時
定休日:日曜日
この日のお会計:ビール4、中国酒1と上記料理で6000円位。
■天津の訪問記
・天津2(2016.4)
・天津3(2018.8)
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コメント
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このお店、
昔は、看板の白ヒゲのおじいさんが、
店頭(外)にずーっと座ってらして、
文字通り「看板」でしたね~
今はもうお店にはいらっしゃらないのですかね??
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> このお店、
> 昔は、看板の白ヒゲのおじいさんが、
> 店頭(外)にずーっと座ってらして、
> 文字通り「看板」でしたね~
へぇ~、そうなんですか!
知りませんでした。
> 今はもうお店にはいらっしゃらないのですかね??
今はいらっしゃらないですよ~。
詳しく聞いてはいませんが、引退されたんでしょうか?
次回、聞いてみます。