江波に『海の巧』あり。
某氏の訪問後の感想を読み、そのように感じたのは少し前のこと。
広島南道路を走っていると、目に入ってくる看板。
‘サラリーマン割烹’というパワーワードは、「大増(金屋町)」・「清増(大手町)」に次いで3軒目です。
看板すぐ下には6台分の駐車場あり。
車を停めて道路に出ると、すぐにお店が見つけられます。
店は奥に長く、手前右側にカウンター席・左はテーブルと小上がり。
奥は見えませんが、テーブルや小上がりがあるんでしょう。
詰めれば40名くらいは収容できそうなキャパに見えます。
お昼のメニューは、魚・肉・特別と定食が3種類。
さらに、刺身や味噌汁、小鉢を追加する際の金額が明記された追加メニューも用意されています。
このメニューは、味噌汁お代わりや肉と魚のWメインにするときに使うのかな?
魚定食を注文するつもりだったのが、妻が「特別…」と申すものですから、乗っかっておきましょうということで。
おぉ、結構盛りだくさんではありませんか。
お盆に乗っているのは、アジ唐揚げ・豚肉生姜焼き・サラダ・魚の煮付け・ひじき・味噌汁・刺身・出汁巻・白ごはん。
これは腹パン確実だ。
Wメインのひとつめ:アジ唐揚げは、頭も尻尾も食べられるように、しっかりと揚がっているんでしょう。
頭をガブリといくと、無理なく咀嚼でき、やっぱり全部食べられるように揚げています。
身と尻尾はあんが沁み込むように、ゆっくりと食べることにしましょう。
Wメインふたつめは、豚生姜焼き。
ご飯を欲する甘辛さに生姜の香りがふんわりと。
これはめし泥棒な出来栄えだ。
小鉢として出てきたひじきは定番の旨さ、魚の煮付けの魚種はハマチなのかな。
刺身は3種類で、いずれも厚切り。
鯛・かつお・アジは、いずれもふんわりとした食感。
固く締まった刺身を歓迎する風潮がありますけど、ふんわり柔らかくて旨い刺身ってあるんですよね。
味噌汁は、アラの出汁も感じますが、それ以上にかつお出汁が濃厚。
味噌は少なめですが、出汁が濃いので不足なく、十分旨かったです。
濃い味のおかずが多い中、箸休めになったのは出汁巻玉子。
噛むと、じゅんわりと出汁が沁み出てきて、その素朴な味わいにホッと一息です。
サラダも、その時々で箸休めになってくれました。
食べ終わる間際、あんが染みて柔らかくなったアジの身と白ごはんを一緒に口に入れ、最後の味噌汁をごくりと。
満足満腹のお昼ごはんでした。
今日の料理は、熱燗(亀齢の上撰と合わせたい!)と相性が良さそうで、夜も絶対楽しいだろうなと期待させてくれます。
夜メニューを見ても、食べてみたい料理がいくつもありますしね。
※海巧ラーメン!
※徳島地鶏!
江波の人気店『海の巧』。
この界隈でご飯を食べるときは、候補に入れておくといいと思います。
ごちそうさまでした!!!
(2022.7)
■お店のデータ
海の巧
広島市中区江波二本松1-2-20
0822328900
11:00~14:00
※土日祝は11:30~
17:30~22:30
定休日:木曜日の夜営業
コメント
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近隣ですが、いえ近隣ゆえでしょうか、伺ったことがありません。貴重なレポート有難うございます。
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コメントありがとうございます。
江波はまだまだ開拓不足なんですが、友人から評判を聞いて行ってみました。
なかなか良かったですよ。
お近くなら、行ってみられるといいと思います。