お店の名前は『OLLIE‘S』。
これはオーリーズと読めばいいのかな？
ガラス張りで外から良く見える店内には、テーブルが４卓に鉄板前が５席ほど。
お店の切り盛りは男女がおふたりでされていますが、出前で頻繁に出たり入ったりしている男性がもうひとり。
メニューを見て、ハタと気付きました。
ここって府中焼のお店なのか。
知らんかった～
焼き方は、黒・白・青の３種類。
黒と白は「としのや」と同じ焼き方のようです。
黒は麺の上にひき肉を乗せて焼くので、麺がパリパリ。
白は広島のお好み焼きのように、そばの上に卵。
青は詳しい説明が書かれていません。
どんな焼き方なんだろう。
青を頼めばよかったんだけど、何を思ったのか「黒」の野菜ダブルを注文。
生地をかなり大きく敷くとその真ん中に魚粉をかけ、極細キャベツを盛り、卵を落とします。
増量した野菜は鉄板の上で火を通していくみたい。
増量部分の両面に火が通ったら合体させ、そば・豚ひき肉と積んでいきます。
反転してみると、生地が見事なこんがり色。
そばと鉄板が接する面が、ひき肉の脂でじぶじぶと音を立てています。
そばがしっかりと焼けたら、ソースと青のりで完成です。
へらで切り分けると、そばの部分がサックサクであることが伝わってきます。
キャベツ部分はあまり手応えがなく、生地は少し固め。
そばの甘さが味わいのほとんど。
中心部に近づいていくと、キャベツに埋もれた黄身や生地に掛けた魚粉が顔を出す。
しかし、全体的には単調で飽きが来やすいと思います。
そう思うと広島のお好み焼きって、もやしや豚バラが使われていたり卵が広い面で張り付けられているので、色々な味があって飽きないんですよねぇ。
って、この感想、「としのや」で黒を食べた時と全く同じ。
ここははやり、焼き方不明の青にするべきだったか。
お客の入りはまずまず。
お昼時は常に７割程度の席が埋まっていたし、出前の電話も多くかかっていました。
この界隈では府中焼のお店は珍しいので、機会があれば食べてみてください。
ごちそうさまでした！！
（2020.10）
■お店のデータ
OLLIE‘S
広島市西区三篠町２－１３－７
０８２２３８８４８８
１１：００～１４：００
１７：００～２２：００
定休日：不明
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