「あ、ここお好み焼き屋さんになったんだ。」
横川シネマがある通り。
「恵」というスタンドがあった場所。
新しい店の名前は『ひで』。
当たり前だけど、真新しい店内。
鉄板前に5席とテーブルが5卓ほどだったかな。
動きがしっくり来ていない店員がばたつく場面を目にするけど、それも今だけの光景かも。
少し経って持ってきたメニューを見ると、肉玉そばが800円と強気の価格設定。
とは言え、「得@横川」「「お父さんのキャベツ@三篠」は800円台なので、この2店に負けない自信があれば、間違っていない値付けということになります。
比較的さらりとした生地を丁寧に丸く敷き、鰹ではなさそうな魚粉を振りかけます。
細いのと太いのが混じったキャベツが多めに盛られ、その上から同じ魚粉をたっぷりと。
これは、魚粉で挟み撃ち作戦か。
ガーリックパウダー・玉ねぎ・天かす・もやし・豚バラと積み、反転。
茹で上がったそばは、鉄板の上で丸くなるように形を整え、上から油をひと回し。
鉄板と接している面は、ジブジブジブと音を立て、焼き色が付いていきます。
このように片面だけ焼いていくのはよく見る光景なんですが、こちらではそばをひっくり返して、ほぐしながら全体に焼き目を付けていくんです。
このあと本体と合体し、卵を貼り付けたら、ソース・青のり・白ごまで完成に至ります。
カリッとした食感のそば。
それ自体の甘み旨味がしっかりと感じられます。
ボリュームのあったキャベツは、ほっこりとした食感に。
そして、全体に回っている脂のコクが丁度いいんです。
完成前にしっかりと体重を乗せて平たくするので、豚バラや天かすの脂が回っているのかも。
ほんのり香るガーリックパウダーも捨てがたいパーツだ。
ともすると、かりかりの麺だけが目立ちそうですが、卵や豚バラ、キャベツなどの食材が程よい食感で、食べていて心地いいし旨いし。
なるほど、これが800円なんですね。
納得しました。
お客の入り・持ち帰りの注文は案外と多く、僕がいたランチタイムは鉄板が食材でにぎわっていました。
この界隈では美味しいお好み焼き屋さんが複数あるので、ひと通り訪れたら、各店の焼きそばを食べ比べてみようかな。
ごちそうさまでした!!!
(2020.8)
※横川ガード下からの移転なんだそうです。
■お店のデータ
ひで
広島市西区横川町3-1-16
0825322230
11:30~14:00
17:30~22:30
定休日:木曜日
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