西区新庄町にある「らーめんふじもと」から暖簾分けをしたお店が「らーめん味喜」です。
佐伯区隅の浜の「TSUTAYA」の道路向かい、少し奥まった所にお店はあります。
ここのラーメンは豚骨をベースに、5種類の出汁(さんま・まぐろ・あさり・えび・ほたて)のいずれかを選び、醤油ラーメンか塩ラーメンでいただきます。
「魚介豚骨」と言えばその通りなんでしょうが、巷にあふれている魚介豚骨よりも、それぞれの出汁の風味がとても強いのが特徴です。
今から2年前に初訪。
楽々園で働いていた頃にお客様から教えていただき、足繁く通ったものです。
初訪時に食べた「さんま醤油」がとてもインパクトが強く、いろいろな人に「とにかく食べに行ってみろ」と勧めたほど。
勤務地が楽々園から離れたため足が遠のいてしまいましたが、久々に「らーめん味喜」を訪れてみました。
到着は平日の13時30分頃。
さすがに店内のお客の数はまばらです。
ほぼ正方形の店内には、L型カウンターに7席ほどと壁に向かって据えられたI型カウンターにも5席ほどが配置されています。
お腹がすいていましたので、さんま醤油で替え玉なぞ、と思っていましたが、ふと目に飛び込んできたのは「限定ラーメン」の掲示。
そういえばここの限定ラーメンって食べたことがないなぁと思い注文する事に。
掲示物には「‘10 限定ラーメン 祭」と書かれていました。
「マー油 塩だれ叉焼 その他勢ぞろい」という記載から、具だくさんのマー油ラーメンかなぁと予想。
出てきたラーメンは予想通りの見た目でした。
グランドメニューのラーメンよりも一回り大きめな丼で提供されました。
真ん中に茹でもやしが乗せられその周囲に味付け玉子、きくらげ、メンマ、鶏つくね、塩だれ叉焼、青ねぎが鎮座しています。
これが「勢ぞろい」の意味なんでしょうかね。
※もやしの上に乗っていた赤いのは何だったんだろう。辛くて酸味があって。。。「かんずり」にしては酸味が強いし。
スープは黒いマー油が全面を覆っています。
量は多めに使用されているのでしょうか、油分が多いように感じました。
ニンニクの香りは控えめ。
昼食での提供がメインということを意識してのことでしょうか。
※舟入の満得や地蔵通りの藤原ラーメンよりはあっさりしたマー油でした。
ちなみにスープのベースは、グランドメニューと同じ豚骨と思われます。
出汁はさんま、元ダレは醤油のような気もしますが、マー油の影響で良く分りませんでした。
具材の中で気に入ったのは叉焼とメンマ。
叉焼は焙ってありほんのりと甘い味付け。
歯応えもプリッとしていて食べ応えがあります。
逆にメンマはスッキリとした仕上げ。シャキッとした歯応えも食べていて楽しかったです。
全体的な印象としては大きな驚きは無く、概ね予想の範囲内。
1000円という価格とお店のレベルを考えるともう少し驚かせてくれても良いかな、と思いました。
もちろんそこいらにあるラーメン店よりも断然旨いことには変わりないのですが。
ふじもと系列のは独自の限定ラーメンに力を注がれています。
南区大洲「もりかわ」で年初にいただいた牡蠣ラーメンしかり、ふじもとのさんまカレーしかり。
僕たちにとっては美味しいラーメンが食べられるので嬉しいですよね。
ごちそうさまでした!!!
※具材が減ってでもサプライズが欲しかったですね。
※Shake na Babyが出る時期に食べに来ようかな。
(2010.7)
■お店のデータ
らーめん味喜(らーめんみき)
広島市佐伯区隅の浜2-10-5
0829211695
火~木・日 11~15時
金・土 11~15時 18~21時
定休日:月曜日
らーめん塩or醤油750円 限定ラーメン1050円 もりそば塩or醤油750円 等
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コメント
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ちなみに、なぜ暖簾分けした店(もりかわ除く)がオリジナルを出すか知ってます。
本店(ふじもと)がマージンを取りすぎているからなんじゃないでしょうか?
自分のツレが修行を申し込んで、その際にマージンの話を聞いて断念したんですよ。かなりキツイ金額でした。
なので、暖簾分け店は材料費を浮かす為にクオリティーが落ちるんです。
ふじもとのラーメン食べるなら本店以外は二流になるんですよ。これ事実。
実際、味喜のオリジナルはイマイチでしたでしょう?オリジナルはマージンが無いから、そこで粗利を出すんですよ。
ふじもとは魚介のパンチが強すぎるからライトな弟子店のが普段使いに良い派も沢山います
偏った知識で独りよがりコメは恥ずかしいですよ
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らーめん味喜の店主は元上司のメンツにこだわる人間です。私は元部下ですが、私を死んだと思ったと、言う平気で侮辱する人間です。