自宅近くで焼き鳥食べたいと思ったとき、己斐に「豚鳥」があればなぁ、と思ってしまいます。
「家康」や「串くぼう」「八剣伝」もありますけど、残念ながら「豚鳥」の満足度には及びません。
そんな状況の中、自宅近くに「鳥っち」と『頂』がオープン。
さてさて、どんな感じなんでしょうか。
まずは、評判を聞く『頂』に行ってみることに。
お店の場所は、広電西広島駅近くで宮島街道沿い。
メガネの田中の道路向かいで、並びには中国料理の「キッチンMinokoshi」があります。
こちらのお店は、元々「番吉」という名前で営業されていて、その頃に一度訪問したことがあります。
わりと良い印象が残っていますが、屋号を変えてからはどうなんでしょ。
店内は「番吉」時代と変わらないレイアウトで、カウンターの席間もテーブル席もわりと狭め。
そうそう、前回もわりとぎゅうぎゅうの中で飲み食いしたんでした。
串のメニューです。
串は200~300円台。
これは2本のお値段なので、1本当たりの単価に直すとそんなに高くない印象です。
そして、写真は撮っていませんが、焼酎と日本酒の種類が豊富。
日本酒は、王録の渓や数種類の新政、雁木などがあり、焼酎は珍しそうな芋が揃っていました。
すぐに出るもの。
馬力(ばりき)。
ニンニクの梅シソ漬けでして、これは確かに馬力が出そうだ(笑
シャクッとした食感に、ニンニク臭さは穏やか。
梅シソの酸味が酒を呼びますね。
鶏皮ポン酢。
穏やかに旨い和出汁にポン酢を軽く効かせたタイプ。
ぷるっとした皮は旨いし、青ねぎと大根おろしが良い存在感。
皮から出た脂が良い具合に全体に回っていて、これはなかなか旨いなぁ。
米焼酎でおススメをお願いしたら、出て来た八海山の。
これ、アルコール度数25度あるのに、飲み口穏やかでビックリ。
自宅でいつも飲んでる「いいちこ」は20度でも刺激強いのに(笑
ホルモンを塩で。
ぷるっとした旨いホルモンでして、塩加減は随分と穏やか。
物足りない人は、卓上の塩を追加しましょう。
さて、この辺りで串を何本か。
なお、塩orタレは、聞かれない限りおまかせで通しました。
左の平たいのは、ハツ。右は白肝。
どちらの素材も穏やかな旨さ。
タレはB級に旨く、甘さ加減が良いですね。
ぼんじりと皮は、かりっかりに焼き上げて、塩で。
つくね。
軟骨の入ったタイプでして、表面をカリッと焼いての提供。
うん、やっぱりこのタレ旨いなぁ。
もも肉ステーキ100g。
良い火入れですね。キンと響く旨味が良し。
〆に焼き鳥丼。
これは想像通り。
妻が食べてた、焼きおにぎりin鶏スープ(料理名失念)を味見しましたら、このスープが旨いんですよ。
次回、がっつりとスープ飲んでみたいなぁ。
お酒のほうは、日本酒(新政の亜麻猫、而今、王録渓)や焼酎(なさけしま)を堪能しました。
開栓からの時間経過もあるんでしょうけど、王録はボリュームダウンな印象。亜麻猫は酸が白麹らしさを感じさせてくれました。
なさけしまという芋焼酎は、八丈島のお酒。
後から感じるお煎餅感が面白かったです。
『頂』は、ひと串の量はやや小振り。
素材のキレイな旨さとタレのB級的旨さが印象的です。
電気と炭を使い分けてじっくり焼くのも丁寧に映りました。
また寄らせてもらいます。
ごちそうさまでした!!!
(2016.7)
■お店のデータ
頂
広島市西区己斐本町2-1-1
0825073214
18:00~翌0:30
定休日:日曜日・第2月曜日
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