※2018年8月 閉店確認
宇品方面から御幸橋を渡り、修道学園の入口付近を通ると、いやでも目に入ってくるこのお店。
ずっと前から、気になって気になって。
だって、「日本最初のうどん」ですよ。
これって、「元祖○○」的なキャッチコピーなのかな?
そんな思いを持ちながら、この度訪問して参りました。
店内は少し雑多な印象で、スペース中央にガラスの器やモノクロ表紙の書籍が陳列されていたり、手書きの掲示物がたくさん。
お店の切り盛りは男性店主がお一人でされているようです。
メニューです。
五島地獄炊きって何だろうと尋ねてみると、長崎県は五島のうどんを使った釜揚げうどんで、1日10食限定とのこと。
10月8日から提供を再開したらしく、ゴールデンウィーク辺りまでは出されるようでして、それ以降は、ざるうどんとして提供されるんだそうです。
こちらで提供される五島うどんは、遣唐使の時代に唐から伝わったんだそうでして(諸説あり)、中四国ではここ『南蛮茶屋』しか常時扱っていないと言われていました。
そんなお話や店主の著書を読みながら待つこと10分ほど。
そして、出て来たうどんがこちらです。
五島うどんというのは初めて見ましたけど、うどんにしてはかなり細めなんですね。
稲庭よりも更に細いのではないでしょうか。
溶いた卵にツユを入れ、そこにうどんを漬けて食べてみると、とろとろ卵がうどんに絡み、あごだしと醤油が利いたツユと相まって、これはなかなかの旨さ。
うどん自体は、表面がつるつるで喉越しよく、コシはなし。
消化に良さそうな印象です。
ご店主とおしゃべりしながら、つるつるっと完食。
ちょっと個性のあるお店ですけど、うどん好きな方には一度食べてもらいたいなぁ。
ごちそうさまでした!!!
(2015.10)
※店内では五島うどんの販売もされています。
■お店のデータ
南蛮茶屋
広島市中区南千田西町1-14
0822450427
?~14時
定休日:未確認
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