※平成28年12月閉店確認済。
ユアーズ高須店の近く。
居酒屋の『野菜ちょくちょく』は、カレーの「香利菜」が退店した後にオープンしたお店です。
聞いたところによると、野菜と日本酒がオススメのお店との事。
早速訪問してみましたが、野菜料理をつまみに日本酒を飲めるお店で、僕はちょっと気に入ってしまいました。
メニューです。
肉・魚・ご飯物もいくつかありますが、メインは野菜料理。
「単品料理はじめました」と表記がありましたので、元々はコース1本だったのかもしれませんね。
ドリンクメニューの内、日本酒の部分を撮影しておきました。
仕入れは石川さんとこでしょうか。
とりあえずは生ビール。
お通しの小鉢3種。
右下はトマトの酢漬け。
ちょうど良い出汁酢に、刻んだしそがアクセントで、さっぱりと旨いです。
左下は原木しいたけの揚げ浸し。
肉厚のしいたけをしっかり目の浸し地でいただく料理です。
上の小鉢はマッシュポテト。
バターの香りがぷわんと立ち、具材には海老。
これ、器が温められていて、その配慮にちょっと感心してしまいました。
新ごぼうの胡麻酢和え。
しゃきしゃきコリコリの牛蒡に、汁気多めの胡麻酢。
酢の利かせ方が僕にはぴったりなのと、牛蒡の食感が楽しい一品でした。
お酒は、末廣の壷中春。
ここに合わせたのが、だし香る冷菜盛り合わせ。
自家製マヨネーズが添えられています。
人参・トマト・ブロッコリー・アスパラ・かぼちゃ・山芋・さや豆・ズッキーニが一皿に(物によっては複数)盛り付けられていて、見た目にもキレイ!
薄味なんですが出汁が旨く、これは十分な酒のアテになります。
お野菜はそれぞれに適切な硬さに調理されていて、とても良いですよ、この一品。
ちなみに、マヨネーズは油っぽさが少なく、旨い出汁に卵のコクが加わる感じ。
これは、あってもなくてもかな。
ふと、お野菜から浮気したくなって、マグロのユッケを。
甘辛タレに漬け込まれた赤身と海苔、青ねぎ、旨み濃い卵黄。
面白いなと思ったのは、生の春菊が使われている事。
苦味は強くなく、独特の風味がいいアクセントになっていました。
英勲を飲みたいなと思い、里芋のから揚げを追加。
外はさっくり、中はほっこりの里芋。
下味はなし。
ねっとり感のある蕗味噌もきちんと旨く、満足の内容でした。
ご覧の通り、野菜がメインのお店ですので、肉や油脂が無いと満足できない方には無縁のお店でしょう。
僕は幸いな事にどちらでもいけますし、むしろ野菜を多く摂るようになってきたので、このお店の存在はうれしい限りです。
あ、そうそう。
お店の切り盛りは若い男女がお二人で。
接客がぎこちない時もありましたが、ご愛嬌と言うことで(笑)。
今度は妻を連れて行ってみようと思います。
ごちそうさまでした!!!
(2015.5)
■お店のデータ
野菜ちょくちょく
広島市西区庚午北2-20-13
09087173826
17~23時
※金~日は、15時~
定休日:月曜日
■その他の飲食店記事はこちらからご覧いただけます。
■ 所在地別飲食店リストはこちらご覧いただけます。
コメント