※2015.4閉店確認
韓国料理の「クックハン」がそごうに移転すると聞いた時には驚きました。
現在地で品良くリーズナブルな料理が楽しめると思っていたのに、百貨店に入るとお高くなるじゃありませんか(苦笑
料理の路線変わらず、金額もそこそこでいてくれたら良いなと思いますが、最近はどうなんでしょうか。
そんな「クックハン」が出た後、少しして入居したのが、今回ご紹介する洋食の『TAO』です。
お店の場所は、「陽気大手町店」の並び。
電車通り沿いのビルの1階ではありますが、奥まった区画のため少しの入りにくさがあります。
このドアをくぐり中に入ると、突き当たりにお店のサインが確認できます。
メニューは表に出されていて、ランチタイムはガッツリ定食に加え、カレーやオムライス、ハンバーグで構成。
「ハラミのカツなんて、なかなか良いねぇ」と思い中に入ると、木部を出した柔らかい空間に「クックハン」との共通点を感じました。
僕が食べたかったガッツリ定食は品切れとの事でしたので、次に書かれていた限定手ごねハンバーグ定食を注文。
座ったカウンターの向こうには日本酒一升瓶の空き瓶が飾られていて、見ると大和屋っぽいラインナップである事が分かります。
お酒がまずまずな感じでしたので、夜のフードメニューを確認。
特段変わった料理は有りませんが、お値段安くないですか(笑)?
ドリンクも安い!
これは近所にある「デリカセロリ」に対抗しての事でしょうか。
そんなことを考えていると、トレイに乗ってハンバーグ定食が出て参りました。
こちらがメインのハンバーグ。
目玉焼きが乗ったハンバーグにデミグラスと思われるソースが掛けられ、端の方にはケチャップも。
これ以外には、平皿のご飯、スープは味噌汁、デザートのコーヒーゼリーが付いてきました。
まずはサラダからいただいてみましょう。
ふんわりと盛ったキャベツの細切りを隠すようにグリンリーフとオニスラを盛り、玉ねぎのすりおろしがベースの少し甘酸っぱいドレッシング。
野菜がきちんと冷たく、ドレッシングもなかなかの旨さです。
メインのハンバーグ。
箸で切る際、少し力を要す固さで、がっしりとしたタイプです。
面白かったのはソース。
ありきたりのデミグラスかなと思っていたところ、口に入れた瞬間の苦味、カレーのニュアンス、そしてインドっぽいスパイスを感じ、ちょっと驚きました。
ハンバーグ自体は、もう少しふんわりしたのが好きで好みからは外れますが、このソースは良いです。
他の料理も定番的なものですが、「ひょっとしたら一工夫あるのかも」と思わせてくれるじゃありませんか。
何度か訪れてみたいですし、機会があれば夜も行ってみなきゃ。
あ、そうそう。
こちらのお店では、箸・ナイフ・フォークが出てきましたが、こういう配慮って個人的には好きなんですよね。
ごちそうさまでした!!!
(2015.3)
■お店のデータ
TAO
広島市中区大手町3-1-7
0822471772
11:00~14:30
17:00~23:00
定休日:日曜日
※祝日は夜営業のみ
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