京橋川下流、南区宇品西。
かつては、御幸橋の袂から船の係留所に降りることができ、本当はNGなんでしょうが、そこで時々釣りをしていたことを思い出しました。
竿は短めの投げ釣り用。
えさは青虫(ゴカイ)。
今から25年以上前の事ですが、一度に50匹以上ハゼを釣って持ち帰り、母親を困らせたこともありました。
今では立派な護岸が設置されていますが、当時の様にあの界隈で釣りをする子供たちの姿を見かけることはあるんでしょうか。
さて、その当時お世話になった釣具屋さんと言えば、小川釣具店と高橋釣具店。
前者は今でも営業をされてらっしゃいますが、後者は何年も前にお店を閉められ、しばらくはシャッターが下りていた様に記憶しております。
今回訪れた『おぐにパン』は御幸橋の袂にあり、先にご紹介した高橋釣具店の跡にオープンされたパン屋さん。
先日、付近を通りかかった際に見つけたものですから、翌朝のパンを買いに訪れてみました。
店内に入るためのドアは2枚あり、1枚目を通るとそこは踊り場的なスペースで、地下に下りる階段の横に出ます。
そして、もう1枚ドアを開けて通ると、そこはパンの販売スペース。
とてもこぢんまりとした面積で、目に見える部分だけですと6畳もないでしょう。
中に入ってすぐの所にガラスケースがあり、その中にかわいらしいパンが陳列されています。
陳列されているパンは弧を描いたフォルムが可愛らしく、そして小ぶりな印象。
1つ200円前後とお値段的には決して安くありませんが、天然酵母使用・手ごね・動物性材料(卵・牛乳等)不使用というマクロビ系ですので、相場と言えばそうなのかもしれません。
胡桃が好きな僕は、くるみのエピを。妻は面白そうだと言いながらおむすびパンを購入。
翌朝、朝食としていただいてみました。
左がくるみのエピで、右がおむすびパン。
エピは穀物感と塩気が強く、なかなかに食べさせる力があります。パン自体はガシッと固めで適度なかみ締め感は悪くありません。
一方のおむすびパン。三角の頂点の下で割ってみました。
おむすびをパンで包んであるんですね~。
実際に食べてみますと、外はしっかり目のプレーンベーグルっぽい味わいで、中は玄米むすびを醤油で焼いた焼きおむすびでしょうか。
面白いとは思いますが、合うかと言われたら微妙かなぁ。
なお、こちらには地下スペースを使ったイートインや無添加の惣菜もあるとの事。
お近くの方は一度行ってみられても良いのではないでしょうか。
ごちそうさまでした!!
(2014.2)
■お店のデータ
おぐにパン
広島市南区皆実町6-6-30
0825674015
11~20時
定休日:月曜・第五火曜
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