短期間とはいえお疲れさま。
と言うことで、妻の慰労を『石亭』で。
![石亭 飾り](http://oomin77.com/wp-content/uploads/2023/04/fc2blog_2017080910341841c.jpg)
先付は穴子づくし。
![石亭 先付](http://oomin77.com/wp-content/uploads/2023/04/fc2blog_20170809103434f0b.jpg)
白焼きと西京焼き、天ぷら、刺身。
刺身は分かりにくいので、白髪ネギをよけてから寄ってみましょう。
![石亭 穴子刺身](http://oomin77.com/wp-content/uploads/2023/04/fc2blog_20170809103448d21.jpg)
すりゴマとしょうゆをまぶした刺身に雲丹を乗せ、針のように細い海苔も。
程よい漬け具合の西京焼きやほっこりと旨い天ぷら、雲丹の甘味も加わった刺身など、流石の旨さです。
食前酒として出された蔵楽@西條鶴がするっとなくなります。
椀物は、お吸い物。
![石亭 吸い物](http://oomin77.com/wp-content/uploads/2023/04/fc2blog_20170809103502034.jpg)
蓋を開けたとたん立ち上がる早松茸の香り。
思わずニンマリしてしまいます。
少し塩っぱい一夜干し、穏やかに旨い卵豆腐。
吸い地は出汁感ありつつも穏やかな味付けで、これらの引き立て役に回っています。
お造りはふた皿。
![石亭 刺し盛り](http://oomin77.com/wp-content/uploads/2023/04/fc2blog_20170809103517ad7.jpg)
左の皿は、蓮の葉(かな?)の上にタイラギ・烏賊・鯛・小鰯の四種盛りを。
右の皿は虎魚の薄造り。
![石亭 刺身](http://oomin77.com/wp-content/uploads/2023/04/fc2blog_20170809103530b83.jpg)
![石亭 オコゼ刺身](http://oomin77.com/wp-content/uploads/2023/04/fc2blog_20170809103544681.jpg)
どれももちろん旨いんですけど、この中では若干飴色がかった鯛が抜きん出た旨さでした。
八寸。
![石亭 八寸](http://oomin77.com/wp-content/uploads/2023/04/fc2blog_20170809103558775.jpg)
トマト出汁の素麺・赤鶏ブルスケッタ・イサキの棒寿司・無花果の生ハム巻き・貝のすり身の揚げ春巻き・タコの柔らか煮・里芋の煮物・白瓜と椎茸の白酢和え・鯛とつるむらさきのおひたし・南瓜寄せの鬼灯盛り。
素麺は冷えすぎておらず、トマトの軽いテイストが印象的。
見た目通り確実に旨いタコ。
少し癖の有るつるむらさきは、石亭にかかれば穏やかな一品に。
お酒が次々空になっていきます。
![石亭 日本酒](http://oomin77.com/wp-content/uploads/2023/04/fc2blog_201708091051347db.jpg)
箸休には、鴨の飯蒸しが登場。
![石亭 鴨飯蒸し](http://oomin77.com/wp-content/uploads/2023/04/fc2blog_201708091036392ba.jpg)
濃い目の鰹出汁に鴨の旨味がじゅんわりと染み出て、鴨の脂で食べ応えをプラス。
これ、箸は休まるけど杯が止まりません。
焼物は、牛ひれ肉のサイコロステーキとカマスの香り焼き。
![石亭 肉とかます](http://oomin77.com/wp-content/uploads/2023/04/fc2blog_20170809103656162.jpg)
バターで香りを出したひれ肉は、適度に脂が乗っていて旨いですね。
ワサビでどうぞと言われた理由がよく分かります。
添えられている野菜も一工夫あり。
万願寺は出汁感満載の焼き浸し。
とうもろこしは芯をくりぬいて、すり身を詰めて。
カマスよりもお野菜のほうが印象に残るひと皿でした。
酢の物として出てきた鱧。
![石亭 はも](http://oomin77.com/wp-content/uploads/2023/04/fc2blog_20170809103710a98.jpg)
黄身酢と梅肉でさっぱりと。
食事には、穴子飯・赤出汁・漬物が登場。
![石亭 穴子ご飯など](http://oomin77.com/wp-content/uploads/2023/04/fc2blog_20170809103724fc9.jpg)
カリッと香ばしく焼けた穴子。
これが旨いこと旨いこと。
赤出汁は虎魚のアラで。
ヒレの皮に吸い付き、夢中でしゃぶる。
これも旨い。
水菓子。
![石亭 デザート](http://oomin77.com/wp-content/uploads/2023/04/fc2blog_201708091037396ce.jpg)
紅茶のシャーベット。
その下の白いのは、本和歌(ほんわか)糖。
周りには、リンゴのコンポートにオレンジとスイカ。
本和歌糖は初めて食べましたが、上品な甘さは控えめで粒子がさらさら。
これ旨いなぁ。
お腹がはちきれそうで、これじゃ朝食無理!と思ったんですけど、目の前にすると食べてしまうという(苦笑
![石亭 朝食](http://oomin77.com/wp-content/uploads/2023/04/fc2blog_20170809103806a76.jpg)
おなかも心も満たされる、素晴らしい料理群。
いいもの食べました。
またがんばりましょ。
ごちそうさまでした!!!
(2017.8)
■お店のデータ
石亭
廿日市市宮浜温泉3-5-27
0829550601
チェックイン15:20
チェックアウト10:20
定休日:なし
公式サイトあり
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