※2018年10月閉店確認済み。
中区江波にある「原田製麺」は、広島を代表する製麺所。
かれこれ70年もの間、麺を作り続けているそうです。
「陽気」や「新華園」、「こりく」「がんぼ」など、老舗から新鋭まで多くのお店で使われています。
今回訪れた『なにわや』も原田の麺をお使いのようでして、なかなか旨い醤油豚骨ラーメンを食べさせてくれました。
お店の場所は、江波のトンネルを抜けた先。
舟入での用務のついでに江波まで足を伸ばした際、偶然見つけたお店なんです。
ここは何屋さんかな?と思いつつ、真っ赤な暖簾の前で自転車を停めると、店内から楽しげな笑い声が。
そんな声が聞こえると、新規開拓時の入店抵抗感が随分と薄らぎます。
ほんの少し意を決し、赤い暖簾をひょいと払って中に入ると、女性店員から「あんた、客?」とカウンターパンチが(笑
こちらは常連中心のお店と思われ、この日の僕のようにスーツで身を固めた人はセールスマンしか来ないということなんでしょう。
自分が客である事を告げると、「何食べるん?」と二の矢が(苦笑
自分の左にいたお客がラーメンを食べていましたので、とっさにラーメンコール。
どうやら無事にオーダーが通ったみたいです(笑
一応メニューをあげておきます。
出てきたラーメンは、茶濁したスープで、表面には薄茶色の層がもう一層あり、まるで薄手のストールをまとったようないでたち。
スープを一口飲んでみると、そこそこ濃度のある動物系の出汁に元ダレの醤油がガッチリと効いています。
そして鰹っぽい酸味やほんのりと甘みを帯びた味わいが感じられ、なかなか旨いスープだと感じました。
具材は、多めのゆでもやし・バラチャーシュー・青ネギ。
チャーシューはとろとろで、ご飯のお供にしたくなるような味付けです。
麺は原田製麺。
総じて濃い目で、提供直前に掛けられた胡麻油が郷愁を誘う仕組みの一杯。
450円でこのクオリティは、何ら文句を付けるところはありません。
僕以外のお客はご近所のお年寄りばかり。
昼からビールを飲み、ワイワイガヤガヤと凄く楽しそうにされていたのが印象的でした。
気になるメニューがいくつかありますので、何とか再訪してみたいと思います。
ごちそうさまでした!!!
(2013.2)
■お店のデータ
なにわや
広島市中区江波栄町11-26
0822928001
営業時間・定休日:未確認
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コメント
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ここら界隈、好きな街並みなんですよねぇ。やさぐれ感みたいな、なんと言うか。
ここも お好み焼き屋かなと勝手に思い(と言うか自分への言い訳?)スルーしてました。いやぁよくぞ入店されました。
近くにも焼肉屋みたいなのもありましたが、昼営業はしてないかぁ(^-^;
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ここ、なかなか良かったですよ。
メニューが豊富なので、再訪したいと思っています〜。
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こんばんは。こういうお店、エサなしでのど元まで針呑み込んでしまう位くいついちゃいます。好みです。それにしても、行動半径の広いことビックリです。
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仕事でたまたまでしたが、確かに行動範囲は広いかもです。
今度の休みは千代田にタケノコを、買いに行く予定ですし。
あ、口田のお店にも行かなくては(汗