そんな妻が、数年前から気になっていたお店があるらしく。
そのお店は、楽々園にある『RUZZO』というイタリア料理店です。
「ほの湯」の並びにあるマンションの1階にお店を構えてらっしゃって、確か以前は和食屋さんだったと記憶しています。
いつできたんだろうと調べてみると、2019年に廿日市から移転してきたんだそうです。

※隣の区画に2台分の駐車場有。
※車高1,900㎜までとのこと。
こぢんまりとした店内には、6つのテーブル席とブラインドでゆるく仕切られた半個室(2卓)を用意。
奥には調理場を配置。


店内には、ワインボトルやフライフィッシングの毛ばり(ひょっとして自作?)・リールなどを展示。
フライフィッシングはお店の方の趣味なのかな?

入店時には4卓が既に埋まっていて、予約なしでギリギリ入れたタイミングだったようです。
確実を期すなら要予約でしょう。
着席してしばらくは水もメニューも出てこず。
ほぼ満席の上、ホールを女性がおひとりで担当されていて、ここはゆっくり待つのが正解でしょう。
「すみませ~ん!」と大声で呼ぶのは似合わないお店ですので、利用の際はご留意ください。
ランチメニューは左半分がセットメニュー、右半分がパスタやピッツアのメニュー。


食べる量が少ない年齢層(幼児・高齢者)以外は、単品ではなくセットメニューが基本ルール。
僕はというと、Pranzo B(サラダ・バゲット・ドリンクで+550円)を女鹿平キノコとマルサラのクリームソースパスタと組み合わせてみました。
折角なので、パスタは生麺に変更(+110円)。
程なくして出てきたサラダは、サニーレタスや玉ねぎ、キャベツ等で構成。

クルトンのカリッとした食感とサニーレタスの柔らかさが好対称で、野菜の味が濃いのが嬉しいじゃありませんか。
2種類のドレッシングを使う等、芸の細かさも見受けられます。
バゲットは、珍しく平たい形状で、見るからにカリッと焼かれています。
バターの風味が芳醇で、油脂の舌への乗り方がたまらなく好きだなぁ。

パスタは、太めの平打ち麺にキノコとチーズ、パセリ、そして鷹の爪の輪切りが2~3個。

塩分を利かせたしっかり味のクリームソースは、やや固めの麺にしっかりと絡み、なかなかの旨さ。
クリームソースって重たくなりがちなんですけど、鷹の爪の辛さでそれを打ち消すような組立てが面白いですね。
ちなみに、マルサラは酒精強化ワインのことらしいです。
飲んだことも嗅いだこともないので、味への寄与はよく分かりませんでした(苦笑
食後はホットコーヒー。

苦味が目立つ珈琲ですが、口直しとしてはいいと思います。
上質な室内空間、素材を生かした料理。
なかなか素敵なお店ですね。
ちょっといいイタリアンをお探しの方には、特におすすめしておきたいと思います。
ごちそうさまでした!!!
(2024.11)
■お店のデータ
RUZZO
広島市佐伯区楽々園5-2-16-105
0825544336
11:00~15:00
17:30~22:00
定休日:火曜日
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