1年半振りの訪問。
なんだかんだとタイミングが合わず、前回の訪問から随分と間が開いてしまいました。
訪れたのは平日の夜。19時過ぎに入店しましたが、20時になるまでには店内は満席に。相変わらず繁盛されているようで何よりです。
お、好きな箸が選べるようになっていますよ。一時期、おやめになられていた記憶があるんですが、復活という事でいいんですかね。
さて、この日はアラカルトで楽しんでみました。まずは先附3品から。
右から、3種類の葱のお浸し・ほうれん草のスープ・かぼちゃ豆腐。いつもながらの安定した旨さです。
ほうれん草のスープに魚出汁(多分、鯛などの白身魚のアラかな)が使われているのが印象に残りました。
じゃこと馬関ねぎのサラダ。
じゃこのクリスピーな食感が楽しいです。サラダとして旨いのはもちろんですが、酒のアテにもなる一品だと感じました。
定番の刺身盛り合わせ。
カンパチの炙りが葉の下に隠れていて、その他は鯛、甘海老、赤身、戻り鰹、鰆、烏賊、〆鯖。そして、いつも広島牛の炙りが鎮座していた所には「ささき巻き(と言われたと思う)」という巻物が。
刺身は烏賊と鰆を除いて、塩やレモンや昆布締めや山椒などで手が加えられています。
何回となく食べていますので特段の感動はありませんが、いつもながらの旨さではありました。
鱈の白子ポン酢です。温い状態での提供。臭みなど全く無い白子で、コクがあって旨かったです。
揚物2種。右がねぎの天ぷら、左が小海老のかき揚。これは、もう、塩を振るだけで十分の旨さ。
青なまこ。今シーズン初めてです。これは、まあまあかな。
もちの揚げ浸し。〆の代わりに注文。
飲んだ日本酒は、福井県の「常山(じょうざん)」で純米吟醸・生貯蔵酒。若干切れが悪いんですが濃醇旨口でなかなか良かったです。
写真右上が呉の「宝剣」あらばしりで新酒です。
微炭酸で、抑えられた旨みと並行してやってくる苦味が特徴です。もっとグラマラスな味かと思いましたが、ちょっと違ってました。
写真右下は愛知の「醸し人九平次」の熱燗。お酒の名前は、『火と月の間に』。
酸味が勝った意外な味わい。もっとふくよかと思ったんですが、こんな九平次もあるんですねぇ。
最後は、わらびもちと熱めのお茶で終了。
しばらく訪れていなかったため、花板が変わっていたり、3階に通じる階段が綺麗になっていたり、と変化が確認されたものの、基本的には今までと大きく変わりはありませんでした。
若干食後感が落ちたような気がしますが、それは、こちらのコンディションの問題なのか、店員の配置が変わった事による影響なのかはよく分かりません。
しかし、相変わらずの繁盛振りを見ると、おそらく最初の方が理由なんでしょうね。
何にせよ、懐かしい顔を見に、また足を運ばなくては。
ごちそうさまでした!!!
(2011.11)
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