広電袋町電停の近くに、イタリア国旗がはためくビルがあります。
そのビルの地下には、広島で最古参クラスのイタリア料理店があり、一度は行ってみたいなと頭の片隅に入れておきました。
このたび、ある方からご紹介いただいたことで行くきっかけができ、妻のバースデイランチとして利用してみることに。
入口の脇にはメニューが置かれていて、パスタランチの内容が細かく手書きされています。
エレベーターまたは階段で地下に降りると、店の入口に到着。
ホールは広く、席の間隔は広め。
バーコーナーと小さいながらもウェイティングスペースを備えており、リストランテを志向していることが分かります。
せっかく来たんだから、パスタランチではなく少し上のコースがいいよね。
とメニューを見てみると、ミニコースというのがありました。
パスタコースの内容にメイン（肉or魚どちらか）が付いて1,950円。
アイコンタクトで了承を取り、注文。
まず提供を受けたのは、フォカッチャ・スープ・サラダ。
ほんのりと温かい自家製のフォカッチャ。
軽い甘さがいいですね。
スープは里芋。
滑らかで旨いと思います。
サラダの野菜もしっかりと冷やされてシャキシャキ食感。
添えられたマッシュポテトの焼き物も旨いなぁ。
驚いたのは、これらはお代わり可能ということ。
せっかくなので、スープのお代わりをお願いしてみました。
パスタはクリームとトマトをお願いしていたんですが、2種類盛り付けも可能とのことでしたので、提案通りに出していただくことに。
トマトソースはアンチョビの風味が実によく、ふんわりとした鯛とセミドライトマトの酸味が癖になるクリームソースも旨い。
メインは、ふたりとも肉。
ローストした豚肉、上に乗ったマイクロリーフ、赤い粉はパプリカパウダーでしょうか。
肉の焦げめの香りが驚くほどいい香り。
噛みしめ感のある豚肉と塩の旨味。
チコリーの苦みには驚きましたが、少量でも満足度の高いメイン料理です。
食後のドリンクは紅茶。
茶葉の香りが豊潤で、今までで飲んだ紅茶で一番好きなタイプ。
食事の量は多くありませんが、各種ソースやドレッシングの手作り感、素材の確かさなど、このお値段が安く感じるくらいの内容でとても満足。
もっと早く来ておけばよかった。
久しぶりにそう思えるお店に出会うことができました。
ごちそうさまでした！！！
（2023.2）
■お店のデータ
アルマンドリーノ
広島市中区大手町２－８－４
０８２５０４０４３５
１１：３０～１５：００
１７：３０～２２：００
定休日：日曜日
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