JR横川駅の周辺って良いなぁと思います。
広島駅はともかく、近郊の他の駅と比べると商店街や飲食店が軒を連ね、何やら楽しげな雰囲気を醸し出しているように思います。
駅の南口が改装されて綺麗なのも良い印象を与えている要因なんでしょうかね。
そんな横川駅の南口からすぐの所、半年ほど前にオープンしたお店がなかなか良いよと噂を聞き、訪問してみました。
お店の名前は「おちょこ」。
純米酒とそれに合う一品料理を出すお店です。
駅前交番の道路挟んで向かい側。
理髪店のシンボル、「バーバー・ポール」(赤と青と白のしましま模様の丸柱がクルクル回っているアレの事です。)の横にお店の看板・入口があります。
和風の引戸をガラッと引いて中に入ると、奥に向かってカウンターが直線に延びており、7席程が用意されています。
お店の最奥には座敷がありますが、何人座れるかはしっかりと確認できていません。
切り盛りされるのは人当たりの良い男性店主。
おひとりでされているみたいです。
メニューです。
串焼きメニューの「焼トン」が気になったのでアップで撮影。
日本酒も種類豊富。
まずは一品物を何品か。
写真は上段左:とり皮ポン酢、上段右:鶏モツ煮込み、下段左:出汁巻き卵、下段右:さしみ。
これはなかなか旨いじゃないですか。
とり皮ポン酢に使われている皮は脂がきちんと抜けているし、プリプリで旨いです。
出汁巻き卵は最近良く食べるんですが、安価なメニューでボリュームがあるので飲む前にはピッタリかなと思っています。
刺身はこれで500円。
コストパフォーマンスは高めです。
串はおまかせ12本を注文。
2人で訪れましたので各人6種類ずつ食べられるように気を使ってくださいました。
左から豚バラ、うずら、アスパラベーコンです。
こちらはとり肝と豆腐。手羽先。
追加で頼んだ豚タン、なす、ねぎです。
串は鶏よりも豚の方が旨いと思いました。
バラもタンも、香りが良く旨かったです。
飲んだ日本酒は3種類ほど。こちらは1合550円で統一されているので、飲む方も安心です。
まずは島根県にある加茂福酒造の死神というお酒。
ポワッとした甘さが先に来ますが、すぐにスルスルッと消えていきます。
甘さ以外にも味があるお酒。
なかなか面白いです。
ご店主は匂いが特徴的で合わない人もいると言われていましたが、僕は平気でした。
華鳩特別純米。
杜氏自らが音戸町で育てたお米で作ったお酒なんだそうです。
華鳩らしい甘さでした。
最後は、長野県にある宮島酒造の斬九郎。
さらっとして切れのあるお酒。
食中酒には良いですね。
旨い肴と旨い酒、そしてご店主のお人柄。
一人で訪れても、複数人で訪れても、寛ぐ事が出来ると思います。
横川界隈に住んでいる、または横川駅を利用する方で日本酒に興味のある方には一度足を運んでみてください。
ごちそうさまでした!!!
(2011.6)
■お店のデータ
おちょこ
広島市西区横川町2-7-2
0822328727
18:45~翌2:00
定休日:日・祝
■おちょこの訪問記
・おちょこ2(2012.1)
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