日々のこと

地元で聞いた怖い(?)話VOL.3 恐怖の味噌汁

恐怖の味噌汁。

あなたは、この言葉から何を想像するだろうか。

おそらくは毒が入った味噌汁で、一口でも口にすると、助かることがないと言う味噌汁。味噌汁がなくてはならない日本人を狙った新手のテロか?





これは僕の地元で噂になっていた「恐怖の味噌汁」に関する話である。





ある日の朝。

いつもの店で買い物をしようと思い、主婦のA子が自転車で自宅を出発。

自転車で5分と掛からないところに店はある。



「うちの人、味噌汁にはうるさいのよねぇ。」そんな事を心の中でつぶやきながら、買い物を済まし帰宅。



亭主は、いつも6時半には帰ってくる。帰宅した亭主は飯⇒風呂の順番。

なので、帰宅時間よりも前にご飯を炊き上げ、味噌汁を作る。メインのおかずは亭主が着替えている間に手早く作るのだ。



定刻を向かえ、亭主が帰宅。さっと準備をしたA子は、亭主が着席する少し前に夕食を並び終えた。

いつもと変わらない夕食の風景。なのに、亭主は味噌汁を口に含んだ瞬間、身悶えた!







「うぅ~、これは・・・ 何だこの味噌汁は・・・!」


「えっ?今日? 麩の味噌汁。」


「馬鹿!俺は麩が嫌いなんだよ!」


「あ、忘れてた。」


『恐怖の味噌汁』 (了)



※地元で聞いた話を元にアレンジを加えています。


※あと1つご用意しておりますが、いかがでしょうか(笑)?

※今後の配信予定(不定期)
・佐久間良子、不明


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佐久間良子、不明


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