福ちゃん／己斐で3軒目の麺パリ系！湯気を上げながら焼くスタイル初体験（西区己斐本町）

今回訪れた『福ちゃん』は、手作りらしきバス停が目の前にあるお店。

お店の場所は、己斐本町の中でも北のほう。

人通りは決して多くないので、あまり知られていないお店かもしれません。

でも、ここのお好み焼き、旨いんですよ。

いつものように鉄板前に陣取るものの、カウンターと鉄板の間に木の壁が立っていて、鉄板表面が見えない設え。

それでも伝わってくる焼き方の特徴があって、ひとつは袋麺にお湯（おそらく）を掛けて、真っ白な湯気を上げながらそばを炒める点。

もうひとつは、そばに本体（野菜パート）を乗せてから放置する時間が長いこと。

前者の手法は初めて見ましたが、袋麺を茹でる店がまれにありますので、鉄板の上でその工程に代えているのではないでしょうか。

後者は、そばをしっかりと焼くため、豚バラが焦げすぎないようにしているのでは。

ついでに言うと、使っているヘラの内、1本が90度に曲がっているのも初めて見ました。

年季の入った薄いコルクシートの上に、これまた年季の入った鉄板、そして旨そうなお好み焼き。

ヘラがさくっと入りやすく、麺はパリッとサクッと。

丁度いい焼き加減の豚バラ、ほっこりキャベツ、効きのいい魚粉。

いや、これは旨いじゃないですか。

同じ麺パリ系で言うと、「ひで家」よりも油の使用量が少ないので食後感が軽いです。

「八昌」と比べると、より丁寧に焼いているのが好印象。

メニューを見ると、焼ラーメンの文字が燦然と輝きを放っています。

これはもう一度来なさいということでしょう。

どんな感じか楽しみだ。

ごちそうさまでした！！！

（2023.2）

■お店のデータ

福ちゃん

広島市西区己斐本町１－８－２８

０８２２７３０２３０

１１：３０～１４：００

１７：３０～２１：００

定休日：月曜日

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