お盆が明けても、一向に暑さが和らぐ気配がありません。
梅雨が長かったから、暑い時期も後倒しになったんでしょうか。
従来の季節感とは異なりますので、秋冬に旬を迎える食材は少し時期が遅れるかもしれませんね。
さて、そんな暑いさなかでもお好み焼き気分の日がやってきます。
しかし困ったことに、勤め先界隈のお好み焼き店はほとんど行ってしまいました。
これはそろそろ、専門店ではないお店で提供されるお好み焼きに手を出す時期ではないでしょうか。
今回訪れたのは、小田億ファインズ本店近くにある『山藤』という食堂です。
前回の山藤定食に続き、二度目の訪問。
大芝の「一休」でもお好み焼きが食べられるんですが、まずは近い方からということで。
L字カウンターの一角に鉄板が仕込まれていて、ここからだと厨房が丸見え。
こんな気温の日にお好み焼きを食べる人がいないんでしょう、注文が入ってから鉄板に火を灯しました。
そして生地を作り、キャベツを切り、調理の準備を進めていきます。
まだ温まりきらない鉄板に生地を丸く敷き、魚粉を掛けたら、3掴みほどのキャベツ・ひと掴みのもやし・天かす・豚バラと積んでいきます。
袋から出されたそばにも天かすをかけ、しばし待つことに。
パチパチパチと音を立て始めたところで、つなぎをかけて本体を反転。
持ち手の付いた金属製の重しは、焼きあがるまで乗せ続けます。
ソースで下味をつけたそばと合体させても、重石でプレスをかけ続けます。
卵を貼り付けたら、ソースと青のりというシンプルな仕上げにて、お好み焼きが完成。
存在感のあるこりこりキャベツ。
香ばしい豚バラ。
塩胡椒課長さん不使用で、味付けはソースと魚粉のみ。
素朴で旨いと思います。
僕の隣には、日替わりワンコインランチ(冷やし中華とごはん)を食べてご満悦の若者3人衆。
後から入ってきたのは、高く張りのある声の女性客。
この方も冷やし中華だ。
この季節、ほとんど出ないであろうお好み焼き。
僕のためにわざわざ火をつけてくださったことに感謝。
次回は山藤ラーメンかな。
ごちそうさまでした!!
(2020.8)
■山藤の訪問記
・山藤(2020.3)
■カテゴリー別飲食店リストはこちらからご覧いただけます。
■ 所在地別飲食店リストはこちらご覧いただけます。
コメント