石川酒店で見つけた、一風変わったラベル。
これどこのお酒だろ?と手に取って見ると、なんと五橋ではありませんか。
このお酒は、五橋農纏(のうてん)という農業法人が生産した光新世紀という米を使い、生もと造りにて醸したお酒らしく。
さてさて、どんな感じなんでしょうか。
乳酸系のボディを感じさせる香り。
含むと、乳酸のニュアンスは奥に隠れていて、後口さっぱりと。
味わいとしては濃醇旨口で、しばらく経つと乳酸系の酸味も出てきました。
室温に近づくにつれくどさが出てきたので、一旦冷蔵庫に入れることに。
開栓四日後は、大きく印象は変わらず。
開栓常温放置4ヶ月経って飲んでみましたら、生もとのニュアンスはなくなり、旨口の辛いお酒になっていました。
このお酒に合わせたのは、干し椎茸を使った汁物。
自家製の干し椎茸を戻して、残り物の白菜の漬物(市販品)を入れ、塩醤油で整えてみました(妻が)。
白菜が本物の乳酸発酵ならもっと旨いんでしょうけど、市販品でも組み合わせとしては悪くないかも。
ちなみに椎茸は3日ほど天日干。
見た目は縮んで黒くなっちゃいましたが、味は旨かったですよ。
さすが、ウチの奥さん。
料理上手。
■お酒のスペック
醸造元:酒井酒造(山口県岩国市)
使用米:日本晴・光新世紀
精米歩合:75%
アルコール度数:15度
価格:1,436円(四合瓶)
評価:★★
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