休日の間に胃を酷使してしまい、鉛でも飲みこんだかのような胃の重さ。
朝から辛いのぅ（苦笑
そんな日は優しいうどんが良いよねと思い向かったのは、皆実町にある『麦の実』です。
寂れた商店街にある、古いうどん屋さん。
すりガラスと透明ガラスが入った木の引き戸。
どこか、育った家に似ていて懐かしさがあるんです。
前回は和風中華そばを食べたので、今回はうどんかな。
と思い中に入ると、和風中華と冷やし中華・ざるそば・素麺しかないという間の悪さ。
暑いからかなぁ、残念。
この中で選ぶとしたら、酸味で食が進むと期待できる冷やし中華でしょう。
最初に出てくるのは、少な目のご飯と昆布。
冷たい切り干し大根をおかずに、熱々のご飯を食べ進めるのも、なかなかオツですね。
柔らかめに炊かれたご飯が、疲れた胃に嬉しいなぁ。
冷やし中華は、てっきりキュウリやトマト、卵が乗ってくるかと思いきや。
かまぼこ・ハム・かき揚げ・ホタテフライ・ほうれん草の根元・青ねぎ・ゆで卵と、なかなか豪華な具材たち。
脈絡のなさは、田舎の祖父が作ってくれたかのようなほほえましさを感じます。
和風中華と同じ中華麺。
タレは胡麻ダレで、酸味が効かせてあります。
和風中華の時はやわやわだった麺。
少し心配したものの、樽に貯められた氷水で締められていて、適度な固さでした。
食べ終わる直前に、すっと差し出されたスイカ。
今シーズン初。
この内容で５００円は、ちょっと驚きませんか？
お得感はもちろんですが、この古びた雰囲気を楽しめる方に、ぜひ行ってもらいたいお店です。
ごちそうさまでした！！
（2018.6）
■麦の実の訪問記
・麦の実(2017.7)
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