飲食店訪問

うさ季(和食・佐伯区千同)

飲食店訪問
※大竹市に移転

 
 
 
-ここ、いいですよ-

 
親戚や友人から評判を聞いていた日本料理の『うさ季』に行ってきました。

お店の場所は、広島銀行五日市中央支店が目印でして、緩やかな坂道の先にお店があります。

うさ季 外観

うさ季 外観2

うさ季 外観3
※駐車場は敷地内に複数台あり。

店内はこげ茶色の木部を見せる作り方で、古民家を改装したと思われる佇まい。

 
 
 


 
 
 
欄間と高い天井から吊り下げられたエアコンのコントラストが面白いなぁなんて、一人思っちゃいました。

うさ季 店内2

 
 
 
客席は、半透明の建具で仕切られた個室。

座卓と椅子席の2種類があるようです。

うさ季 テーブル

 
 
 
料理はコースのみでして、お昼が2,400円と3,600円。

ちなみに夜は3,600円・4,700円・6,700円の3種類だそうです。

今回お願いしたのは2,400円のコース。

さてさてどんな感じだったんでしょうか。

 
まずはお刺身など3種類。

彩りがきれいですね。

うさ季 前菜盛り合わせ

早速、ひとつひとつ寄っていきましょう。

 
 
 
まずは、ほたるいかのぬた。

うさ季 ホタルイカ酢味噌

滑らかで丁度いい酸味の酢味噌、ほろ苦いほたるいか。

初っ端からお酒を欲する料理ではありませんか~

ほたるいかの下にはネギが敷いてあって、これまた香り豊かで旨いネギでした。

 
 
 
若竹煮。

うさ季 若竹煮

優しいタッチですけど、旨みはしっかり。

 
 
 
お刺身はタイとカマス。

うさ季 刺身

鯛は清楚で軽やか。

カマスは皮目を炙っていて、香ばしさがいいんですよね。

 
 
 
続いては、色々盛り合わせ。

うさ季 八寸

器に入っているおひたしは大根がメイン。

この大根、軽く干したようなニュアンスがあって、少し手をかけた感じがいいじゃありませんか。

中央に鎮座するのは、紀州の梅が巻かれた出汁巻き。

ぷるるんとして優しい出汁巻きと品の良い梅の酸味が好相性。

 
 
 
そして軽く驚いたのは、菜の花の白和えです。

甘いのかと思いきや、そこは控えめにしておいて、柑橘で鮮烈な酸味を効かせています。

こういう白和えは初めてでしたが、いやぁ、旨いもんですね。

これらの他には、アジの握り・カニと大根のゼリー寄せ・稚鮎の天ぷら・生麩の豚肉巻きなどが盛り込まれていて、いずれも旨かったと思います。

 
 
 
そら豆饅頭。

うさ季 そら豆まんじゅう

表面を軽く焼いた饅頭に、これまた表面を軽く炙ったしいたけ、ほぐしたカニ、あられ。

これらを、葛でとろみを付けた銀あんがまとめ上げます。

 
 
 
大根と貝の生姜煮。

うさ季 大根と貝の煮物

貝は帆立と赤貝でして、赤貝の煮物は初めてです。

どんな感じかなと口に入れてみると、プリッとした身質でスッと歯が入り、穏やかな旨味と肝の苦味が印象的。

そして、生姜の香りもふんわりと感じられます。

面白かったのは、提供温度。

貝は冷たく、大根は温かく。

貝が硬くなるのを防いだのかなと感じましたが、いかがでしょうか。

 
 
 
〆のお食事は、たけのこご飯・味噌汁・漬物。

うさ季 お食事

お揚げさんがふんわり香るたけのこご飯は、思いのほか薄味。

そのお陰で、ぬか漬けの酸味が口の中をリフレッシュしてくれて、これもお店の狙いなのかな。

 
 
 
デザートのムース。

うさ季 デザート

もっと硬いのかと思ったら、シェイクよりも少し硬いくらい。

上に乗ったイチゴジャムをしっかり混ぜながら食べてね、ということなんでしょう。

実際にそのようにしたら、ミルキーなムースにイチゴの甘酸っぱさが加わり、なかなか旨かったです。

 
 
 
ここ2~3年、法要などで日本料理店でお昼を食べる機会が増えましたが、その中では『うさ季』は上位に位置するお店かなと感じています。

夜行けたらいいんですけど、次回も昼かなぁ。

ごちそうさまでした!!!

(2017.3)

 
 
■お店のデータ
うさ季
広島市佐伯区千同1-14-15
0829247014
11:30~14:00
17:30~22:00
定休日:水曜日、第3木曜日

 
■うさ季の訪問記
うさ季2(2019.5)

 
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