-カープうどんの店が焼くお好み焼き-
「愛友市場」があった場所が再開発され、エキシティという商業施設が出来ましたね。
「YEBISU BAR」や牛かつ専門店「勝牛」が話題をさらっていますが、愛友市場の雰囲気を再現したという「愛友ウォーク」にも注目したいところ。
執筆時点(平成29年3月時点)では全てのテナントが埋まっていませんが、八百屋や米穀店などが出店しているようです。
今回訪れたお好み焼きの『ひらた』も、愛友ウォーク内にあるお店。
市場時代から現在に至るまでカープうどんを供給されているお店だそうでして、今回はお好み焼き屋として入居されました。
12時頃に訪れたせいか、店内はほぼ満席。
カウンターに空きがあったので、とりあえず座ってみましょうかね。
カウンター以外には、鉄板前に5席と鉄板付きのテーブルが4卓。
昼からビールを飲んでいるお客も多く、なかなかの賑わいです。
メニューです。
スペシャル系のメニューが多くを占める中、注文したのは、シンプルお好み焼きと称される肉玉そば。
注文が入ると、さらさらな生地を丸く敷き、魚粉&昆布粉を振りかけます。
結構多めなキャベツ・もやし・各種調味料・天かす・豚バラと積み重ね、つなぎを施したら反転です。
そばは袋麺ですけど、見た目は生麺みたい。
塊のまま鉄板に置くと、油をかけてほぐし焼き、赤いソース(ケチャップ?)で下味を付けます。
その横で焼いている本体は、生地をよけ出汁をかけて、もう少し火を通すみたい。
何度かプレスして平らにし、合体させたら完成です。
早速いただいてみると、ガーリックパウダーの効きがよく、ソースの酸味が特徴的。
野菜多めのふんわり仕上げでして、キャベツの風味が全体を支配しています。
味変アイテム。
この中から、柚子パウダーと香味油を使ってみました。
柚子パウダーは香りも風味も強めで、なかなか面白いアイデア。柚子らしい酸味が加わるのがいいですね。
香味油はオリーブオイルで作ったネギ油。ネギの風味が豊かで、こちらもなかなか面白い存在。
お好み焼き自体は定番的な旨さですがボリュームがあり、味変アイテムのお陰で楽しい一枚になると思います。
そして、この手の立地の店にしてはコスパは悪くなく、観光客の方にもおススメ。
その名が知られてくれば人気店になるだろうなぁ。
ごちそうさまでした!!
(2017.3)
■お店のデータ
ひらた
広島市南区松原町3-1
11:00~14:00
17:00~20:00
※土曜日:中休み無し
※日曜日:中休み無しで18:00まで
定休日:月曜日
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