京都でメインイベントが終わった後、ホテルのチェックインまで4時間ほど時間があります。
京都市内の観光名所を回ることに全く興味を持てない僕たち夫婦が向かったのは、滋賀県。
琵琶湖や彦根城など、観光名所があることは知っていますが、ここは酒蔵に行かなきゃダメでしょう(笑
事前にピックアップしておいた蔵へ、レンタカーでGO!
一つ目の蔵は、滋賀県草津市にある『古川酒造』で、天井川というお酒を造ってらっしゃいます。
京都市内からは、高速使って40分程度。
ホームページをお持ちでない蔵でして、そういうところに惹かれて突撃して参りました。
直売所向かい側にある砂利敷きの駐車場に車を停めて、中に入ることに。
対応してくださったのは、おそらく蔵元のお母様でしょうか。
人当たりが柔らかく、品のある雰囲気。
そして、肌がお綺麗!
昔ながらの手作りで、個人でこぢんまりと酒造りをされているそうでして、そのお人柄に触れるだけでもここに来た甲斐があるというものです。
一通り酒の説明をお聞きして購入したのは、滋賀県産の食米「みずかがみ」で醸された純米生と10年以上熟成させた純米原酒。
特に熟成酒は、四合瓶とは言え1,300円とお安くてビックリ!
あ、そうそう。
これ、陶器製の酒燗器なんですが、上のろうとと思われる所からお湯を入れ、燗器に刺さっている徳利を温めるんだと思います。
風情があって良いですね。
帰り際に息子さんも帰ってこられ、次に向かう蔵までの道を教えていただきました。
とても丁寧な対応、ありがとうございました。
さて、お酒の感想ですが、少し華やぎのある辛口酒でして、惹きはあります。
他の酒も飲んでみたくなりますね。
次に向かったのは、忍者で有名な甲賀市の蔵で『安井酒造場』。
銘柄は初桜と言うそうです。
『古川酒造』からは車で50分ほど。
こちらも小さな蔵らしく、ホームページを見て何となくピンと来たので、訪れることに。
※テキトーな決め方で、すみません(苦笑
中に入るとエネルギッシュな男性がいらして、この方が蔵元(兼杜氏?)なのかな?
古川酒造に寄って来たことを伝えると、小蔵元(こくらもと)の会というのを4つの小さな蔵で作っていて、1つの蔵だと弱いけれど4つで力を合わせてイベントなどをしているんですって。
そこに古川酒造と安井酒造場も入っているんだそうです。
※FBページあり。
こちらのお酒は比較的酸が高いとのこと。
加水よりも原酒、そして「みずかがみ」という米を使った酒と、「玉栄」を使った桜色のラベルの酒をおススメいただいたので、購入させていただきました。
飲んだ感想ですが、酸と米感、辛さが特徴の旨い酒でした。
これ、広島で扱ってみたらいいかもしれませんよ。
(2016.5)
■古川酒造
滋賀県草津市矢倉1-3-33
0775622116
■安井酒造場
滋賀県甲賀市土山町徳原225
0848670027
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