※2019年4月 大手町に移転を確認
中区堀川町に、ほぼワンコインでランチを楽しめる中華料理店がある事を知り、早速行ってきました。
お店の名前は、『膳坊(ぜんぼう)』。
ちょっと調べてみますと、中国語で「膳」は食事、「坊」は仕事場という意味のようです。
「膳坊」とは、つまり厨房・台所という意味合いでしょうか。
日本語で厨房・台所と書くと今一つですが、中国語で「膳坊」と書かれると何だか良い感じのニュアンスが漂います。
さらに、イタリア語で「CUCCINA(クッチーナ。台所の意。)」と書かれてしまうと、途端に美味しそうに見えるのはどうしてなんでしょうか。
さて、話を元に戻しましょう(笑
お店の場所は、福屋八丁堀本店・南館(オペークとか叙々苑が入っている建物です)の南にある大内ビルの3階。
日替わりメニューは1階に掲示されており、この日は酢豚定食と鶏肉ラーメンチャーハン定食の2種です。
階段を上りお店へ。
中に入りますと入口から少しの間だけ狭い通路を通りますが、そこを抜けると左側に客席スペースが広がっています。
客席はテーブル席ばかりで、2~4人掛けのものをズラリと配置。
テーブルは、イチョウの葉に近い黄色のテーブルクロスと汚れ防止の透明シートで覆われ、壁や天井のところどころには、中国を想起させるような赤い小物が設えられています。
収容人数は、およそ40名程度かなと。
飲み放題・食べ放題のメニューも掲示されていますので、大人数での宴会も受け入れ可能と思われます。
お店の切り盛りは、ホールをご店主と思われる女性がメインで取り仕切り、厨房と行き来する男性がサブ的な接客要員。
厨房の中は見えませんでしたので、料理人の体制は不明です。
こちらが注文した鶏肉ラーメンのセット。
黒いトレーにメインの鶏肉ラーメン、チャーハン、野菜サラダ、卵スープ、杏仁豆腐が乗っての登場です。
鶏肉ラーメンは、薄く濁った鶏がらスープに塩・胡椒・ごま油を利かせ、さっぱり系の味わいでの提供。
麺は黄色い細麺を固めの茹で加減で。
具材は蒸したと思われる鶏もも肉に太もやし、水菜という布陣。
味の不足はありませんし、何より鶏もも肉をはじめとする具材の量が多いのが嬉しいですね。
唯一気になった点は、器が小さめのためスープが少なく、1玉きちんとある麺とのバランスが悪い事。
早く麺を食べないと麺がスープを吸ってしまい、ただでさえ少ないスープがもっと少なくなってしまいます。
チャーハンは街場の中華料理店で良く出会うタイプとは異なり、あっさり系でピラフっぽい色合い。
醤油などは使わずに、澄んだスープと塩コショウでさらっと味付けたような印象です。
卵スープもさらりとした味わい。
杏仁豆腐もまずまず旨く、この内容でアフターコーヒーも付いて550円ですから文句の付け所はありません。
後から気付いたんですが700円台のランチメニューもあるみたいで、ランチは24種類との事。
中には四川のメニューもありますので、これは再訪して試してみなくてはいけません。
ごちそうさまでした!!!
(2013.10)
■お店のデータ
膳坊
広島市中区堀川町5-1
0822987758
11~15時
17~23時
定休日:無休
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コメント
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情報ありがとうございます。しかしお店の努力にも感謝ですね。この情報を元に、多くのお客さんが訪問するといいですね。
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コメントありがとうございます。こちらでも、よろしくお願いします。
膳坊、安いんですよ〜。
この立地でこの価格でこの内容は、驚きを隠せませんでした〜。
汁なし担々麺もあるみたいなので、何度か行ってみたいなと思っています。
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この店道路の反対側から見て気になってました。
ただ3階っていうのは足を運びにくいんですよね。
そろそろ「宝剣」の季節。
日本酒があんまり好きじゃなかった頃、初めて美味しいと思ったのは「宝剣 広島限定 特別純米酒 魂心のしぼりたて」でした。
年に1日だけ完全予約で販売してます。宝剣は辛口系ですが、この生酒はいい具合に中和してる感じです。
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そーなんですよ。空中店舗って足を運びにくいですよねぇ。
でも行ってみると、何のことはありません(笑)。
宝剣は僕も好きだった銘柄でして、しぼりたては飲んでいませんが魂心の緑ラベル?は特に好きでした。