※閉店確認済。
11月も終盤に差し掛かり、そろそろ年末に向けて飲食店のローテーションを意識し始める頃。
日頃は新店開拓に重きを置いてお店を選んでいますので、どうしてもお気に入り店から足が遠のいてしまいます。
それもこれも好奇心のなせるわざとは言うものの、中には2年ぐらい顔を出していないお店もあったりして。。。
僕としても、お気に入り店は大切にしたいお店ばかり。
なので、今年の11月末から年内一杯は主に、お気に入り店への再訪期間に充てることにしました。
「2階にあるあの店」や「自分で串を揚げるあの店」など。
もう少ししたら行きますから、待っててください(笑)。
さて今回のずぼら訪問は、お気に入り店訪問の第1弾。
こちらは、いつ行っても旨い魚を食べさせてくれる寿司屋なんですが、今回はちょっと珍しい物が食べられて嬉しい訪問となりました。
突出2種。
まずは、ボラのあん肝和え。
ボラは僕の好物の一つなんですが、置いているお店が少なく、食べる事が出来たらラッキーな魚。
下手な鯛よりもボラの方が断然旨いと思います。
強すぎないあん肝のコクとボラの旨みのバランスが丁度良く、なかなかの一品。
※ボラが旨いといってもきれいな所で育ったものじゃないとNGです。小さい頃、宇品で釣って食べたボラは美味しくありませんでした(苦笑)。
続いては、うつぼの皮の酢味噌和えです。
うつぼは、一昨年だったでしょうか、高知県を旅行したときに天ぷらか唐揚げで食べましたが、皮だけを食べるのは初めて。
プルルンとした食感で、翌朝のお肌の状態が上向きそうな予感がします(笑)。
カキのおろしポン酢。今シーズン早くも4度目のカキです。今年のカキって旨いと思うんですよねぇ。
酢牡蛎っぽいのを期待したんですが、こちらは温かい状態での提供で、きちんと火を通してらっしゃいました。
刺身の盛り合わせ。赤貝、鱧湯引き梅肉添え、鰆雲丹乗せ、ハマチ、大トロ、ボラの6種。
ボラが旨いのは繰り返すまでもありません。そして、甘味のある赤貝やしゃきっとして脂の乗りが適度なハマチが特に旨かったです。
地穴子の一本上げ。香りは穏やかですが、身が厚い穴子で食べ応え十分。特に旨かったのは皮と身の間。
ここで面白い物が登場。
見た目からは何か分からず、食べてみると食感は砂肝に酷似しています。肉類ではない事だけは分かりました。
ご店主に正解を聞くと、「ボラのへそ」だそうでして、通称「そろばん玉」と言うんだそうです。
調べてみたところ、胃の出口にある砂袋(いわゆる砂肝)に相当する物だという事でした。珍味として知られているようです。
初めてでしたが、なかなか旨かったですよ。
最後に握りをいくつか。
水イカ、赤身、シラス、げそ、貝柱、たまご。
あ、ボラの握りってできたのかなぁ。聞いてみればよかった。。。
お酒は、生ビールを経由して菊正宗純米生もとの熱燗と冷やした雨後の月を。
この日の生ビールは泡がイマイチでしたが、日本酒はお寿司との相性が良く安心して飲める銘柄。
しかし欲を言えば1本だけ、定番メニューではなく月替り的なメニューとして期間限定酒的なものを置いていただけると嬉しいんですけどねぇ。って、僕が喜ぶだけなんですが(苦笑)。
ということで、社長、ご検討の程よろしくお願いします(笑)。
ごちそうさまでした!!!!
(2011.11)
■ずぼらの訪問記
・ずぼら(2010.4)
・ずぼら2(2010.9)
・ずぼら3(2011.3)
・ずぼら4(2011.7)
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・ずぼら7(2013.2)
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