大変遅ればせながら、ようやく立ち寄ることができました。
え?
今まで立ち寄らなかった理由ですか?
最近、透明感があるスープのラーメンにあまり魅力を感じないんですよね(苦笑
茶濁スープの醤油豚骨が好きなものですから。
とは言え、旨いとの評判ですから行かないわけにはいきません。
聞くところによると、「むぎとオリーブ(本店は銀座)」という蛤(はまぐり)のラーメンが看板商品のお店がプロデュースしたとのこと。
『句来夢』が貝出汁ラーメンを出すことになったのは、そういう背景があったからなんでしょう。
お店の場所は、ホームセンター「ダイキ五日市店」の隣。
以前は玉泉院の臨時駐車場だったと思います。
建物の前の植栽、木を見せる造り、直線、ダークカラーの屋根。
ベタな表現で恐縮ですが、和モダンな印象の外観です。
中に入ると、立てかけた看板とデジタル画面の券売機がお出迎え。
こちらの券売機は、メニューが見やすく整理されていて、初めての人でも分かりと思います。
1画面ですべてが把握できるメニュー数というのがポイントでしょう。
らぁ麺は定番が4種類、期間限定が1種類。
まぜそば・つけ麺もあり。
その他は、トッピング・ご飯物・ドリンク。
購入したのは、貝出汁らぁ麺の白と帆立貝柱ご飯。
合計1,250円は、一昔前だと超高額に感じましたが、よさげなラーメン屋さんだと珍しくない価格帯です。
さて、店内に目を移してみると、外観同様に木を見せる造りで、柱はもちろん梁も見せています。
ジャズっぽい音楽が流れるなど、お洒落感の演出は抜かりなし。
貝出汁らぁ麺の白絞り醤油は、具材がしっかりと盛り込まれて登場。
同時に、貝殻の入れ物と柚子オイルも。
ワイルドに貝が香り、スープは薄濁り。
ちらりと見えるのは細い麺。
具材は、豚(低温調理)と鶏(しっとり胸肉)のチャーシュー、蛤3つ、細いメンマ、青ネギ、海苔、三つ葉。
スープは貝に振り切った印象で、塩気が立ちながら、後口にはコハク酸(貝の旨味成分)特有の旨味が感じられます。
麺は細くて固め。
食べ始めはいいんですが、途中から芯部分がネチャッとし始めるのがもったいなく感じました。
芯までゆがき切ったほうが良さそうだけど、そういう感想はネットではあまり見かけません。
たまたまのゆで加減だったのかもしれませんね。
半分食べたあたりで、柚子オイルをひと回し追加。
味に変化はありませんが、ハッとする鮮やかな柚子の香りが加わり、これはなかなか楽しいじゃありませんか。
帆立貝柱ご飯は炊き込みタイプ。
よく見ると、ほぐした貝柱がごはんに混じっていて、こちらの後口も穏やかながらコハク酸の旨味が。
麺を食べ終えたら、レンゲでご飯をすくい、スープに少し浸して食べてみることに。
お茶漬け的にするよりも、スープカレーのようにレンゲにご飯を入れて軽く浸した方が好きかな。
それぞれの旨さが分かりやすいように感じました。
旨いラーメン、おしゃれな店内空間。
人気なのも頷けます。
写真の見た目だけではありますが、まぜそばが面白そうなので、次回試してみようかな。
ごちそうさまでした!!!
(2024.2)
■お店のデータ
句來夢
広島市佐伯区利松1-4-6
0829425122
11:00~15:30
※金曜日
11:00~15:00
18:00~21:00
※土日祝
11:00~21:00
定休日:水曜日
◾️飲食店一覧も人気です
カテゴリー別飲食店記事リスト/オススメ店は赤い太字にしました
2000を超える飲食店をカテゴリーで分け、目次をワンタップでお店が見つかる便利なリストです。
所在地別飲食店リスト/オススメ店は赤い太字にしました
2000を超える掲載店をリスト化し、行きたいエリアのオススメ店が一目で分かるリストを作りました。
コメント