『味邑』は勤め先の近くにある居酒屋なんですが、店頭に立てられている旗を見て以来、どうにも行く気になれなかったお店なんです。
実態はともかくとして、この旗は「何だかなぁ」と思っていました。
この日のお昼は、鶏の唐揚げを未訪店で食べるというミッションをもって勤め先を出発。
最初は八丁堀方面を探してみました。
上海総本店横の「多慶家」、そこから1本北筋にある「狄」、その目の前にある「暖家」など。
不思議な事にどのお店も豚肉メインの内容。
諦めて「ヴォーノ」にでも行こうかなと鉄砲町に戻り、テクテク歩いていると「若鳥の唐あげ」という文字が目に飛び込んできました。
『味邑』か〜
考えてみると、「旗が気に入らない」なんていう理由は実に子供染みていて、それでこの店に行かないのは変だよね、と思い直し入ってみる事にしました。
お店の場所は福屋食品館「FRED」の斜め前です。
意を決して中に入ると、中は思いのほか広い空間。
正方形に近いスペースに机が並べられていて、机同士の間には衝立などは何もありません。
居酒屋というよりも食堂的な空間だなぁと思いました。
僕はひとりで訪れましたので、壁際に設置されているカウンターに座って念願の「若鳥の唐あげ定食」を注文。
メニューは店外にも店内にも掲示があります。
これは店外のメニュー。
夜メニューはどうなのか分かりませんが、五橋・獺祭・剣菱などの純米があると掲示されていました。
出来上がりまでに少し時間を要しましたので、これは揚げ置きではないなと期待。
「はい、カウンター4番サンね~」という声が聞こえて、直後に定食が出てきました。
予想通り揚げたての鳥唐が5つ。
そしてご飯・味噌汁・高菜の漬物・冷奴・春雨の酢の物という内容。
まずは唐揚げをパクリと一口。
揚げたては旨いなぁ。
パリパリに揚がった皮とモモ肉の旨みでご飯が進みます。
続いて味噌汁。
熱々すぎて味が分かりません(苦笑
やけど寸前の熱さでしたので、舌を冷ますために冷奴に逃げてみました。
落ち着いた頃に味噌汁に再チャレンジ。
具材は歯応えが残っているたまねぎ、小さなサイコロ状の豆腐、短くカットされた油揚げの3種。
出汁が効いていて旨かったです。
ご飯の量もそこそこあって、ボリュームに不足なし。
当初のイメージよりもずっと良いお店だと言う事が分かって良かった。
次回は、ちょっと気になるちゃんぽんを食べに訪れてみようかな。
ごちそうさまでした!!!
(2011.6)
■お店のデータ
味邑(みさと)
広島市中区鉄砲町6-2
0822289338
営業時間・定休日:未確認
お昼の定食 700円
■味邑の訪問記
・味邑2(2016.10)
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