この日のお目当ては「麵屋志(めんや しかく)」。
修道大学側から三菱団地に入り、一山超えて安川通りにぶつかった所にあるラーメン屋さんです。
現地についてみると、開店は11:00からのはずですが、どうも営業している気配がない。
店頭に「これこれの期間、休みます」的な張り紙があったので、休業期間に当たってしまったんでしょう。
残念だけど、縁がないのかもしれません。
次に向かったのが、今年1月にオープンした『我馬伴東店(がば ともひがしてん)』。
沼田まで行って、わざわざ我馬へ?と思った人もいるかもしれませんが、実は、伴東店限定のラーメンがあるんです。
これを食べないわけにはいきません。
お店の場所は、安川通りとアストラムラインがぶつかった所。
ここって、トヨタのディーラーがあった場所かな。
ずいぶん昔に仕事で来たことがあるなぁ。
11:40頃に到着すると、まったく待つことなく入店&着席。
お店はラーメン屋さんらしくないおしゃれな雰囲気。
※タイルがおしゃれ。
※赤・白・黒は我馬カラー(勝手に命名)。
※カウンターの仕切りは、コロナ禍後も使えるナイスアイデア。
メニューは冊子仕立てになっていて、表紙は雑誌みたい。
期間限定のまぜ麵ブラックが気になるものの、店舗限定の「淡麗」、いっておきましょう。
ランチタイムのお得なセットは、Dにて。
と、ここで、ニンニクと辛子高菜、紅生姜の要否を確認されます。
卓上には置いてなくて、必要あれば持ってきてくださるようです。
長く大きな皿に、ニンニクがふた掛けとニンニククラッシャー、ミニトング。
無料のニンニクのためにここまでするとは、恐れ入ります。
一方の辛子高菜は、小皿にラップ。
比べると貧相だけど、これが普通かな。
そしていよいよ、伴東の味・淡麗の登場です。
白い丼に、うっすら濁ったクリーム色のスープ。
具材は、ほんのりピンクの豚ももチャーシュー・緑が映えるネギ・メンマ。
いつものこととは言え、盛り付けがキレイです。
スープは豚のいい香りが感じられ、ふくよかな旨味と丸い口当たりで喉を通過。
後追いでやってくる塩気が、少し長めの余韻となります。
麺は、淡麗専用の自家製細麺とのこと。
七難を隠しそうな白さで、僅かに芯を残したゆで加減。
思い切りすすると、豚のいい香りが膨らむ膨らむ。
スープとの馴染みも良いと思います。
メンマは薄味で食感優位(褒めてます)。
豚ももチャーシューは、薄切りのハムみたい。
そろそろ味変をと思い、まずは黒コショウをミルで挽いて。
うん、これはやっぱり合うよね。
次は、辛子高菜を少し。
全部入れたらわかんないけど、3分の1位ならしっかりと受け止めて、淡麗の味も楽しめます。
妻はニンニク投入。
あ、ニンニクがインパクト与えていてこれも良い。
どれを入れてもベースのスープが生きていて、実に懐が深いスープだと思います。
ちなみに、丼は切り立ち型でした。
Dセットのお楽しみはごはんと唐揚げ。
表面はカリッカリ、中はジューシー。
塩もレモンもなくていい、旨い唐揚げです。
赤うま・白うまを目がけてきて淡麗を頼むと肩透かしかなと思いますが、最初から淡麗狙いなら、しかと楽しめる一杯。
清湯系塩とんこつ、一度食べてみる価値はあると思います。
食べ終えて出るころには、駐車場は満車。
店外ベンチでの待ち客も出るほど。
訪れる際は、開店直後をお勧めいたします。
色々な面でレベルが高い店に行くと嬉しくなりますね。
流石の我馬でした。
ごちそうさまでした!!!
(2022.5)
■お店のデータ
我馬伴東店
広島市安佐南区伴東7-54-58
0828466911
11:00~25:00
定休日:毎週火曜日
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