初めて『ステーキとおる』に行ったのは、2002年頃だったと思う。
今でこそ流川通りに面する一等地に店があるけど、当時は風俗街の近くにあった。
残念ながら場所ははっきりと覚えていないが、「娯楽センター」の並びだったような気もする。
当時の店は今よりもさらに狭く、ひしめきあってハンバーグを食べていたことは覚えているんだけど。
現在の『ステーキとおる』がランチを始めたことを知ったのは、2016年12月1日のこと。
知ってすぐツイッターに投稿し、フォロワーに訪問を促しておきながら、僕自身は今回がランチ初訪問というありさま。
いかんいかん(苦笑
アクリルパーテーションが立てられた以外は、特段変わりがないように見える店内。
見慣れない男性が一人いるけど、マスターももちろん健在だ。
客席となっているカウンターには自立式のメニューが置いてあり、表の看板には記載のなかった「(ステーキの)ダブル」を発見。
く~、魅力的だけど、さすがに食べ切れないかも。
いつもならハンバーグ食べるところだが、この日はお肉気分。
定番のサーロインステーキを食べてみよう。
冷蔵庫から取り出した肉に塩胡椒を施し、希望者にはおろしニンニクを塗りつける。
そして、小さな鉄板の上へ。
ニンニクを塗りつけた面を焼き始めると、辺りにニンニクのいい香りが。
焼く合間に、ご飯と味噌汁が手際よく提供される。
手を付けずに焼けるのを待つ。
焼けたステーキをナイフでカットし、お皿へ。
特製のソースをサッとかける。
よし、完成だ。
サーロインは柔らか目の噛みしめ感で、赤身の味が主体だ。
脂の部分もあるけれど。これが甘くて旨い。
少し柔らかめのごはんと肉の相性は言うまでもないだろう。
添えられたサラダやコーンとベーコンの炒め物もいい。
味噌汁は、驚くほどにジャストな温度帯。
熱さもありながら、飲みやすい温度帯だ。
マスターは、以前と変わらずキレッキレの動き。
もう一人の男性はやや不慣れだけど、声が大きく、対応が気持ちよい。
それにしても、マスターの色黒さは特筆物だ。
元々黒かったけど、更に黒くなっているように見える。
ランチ営業をやっているのに、焼く時間はないはず。
まさかの日サロ通いなんだろうか。
ちょっと気になるところである。
次回は夜に訪れたい。
赤ワインをボトルで頼んで、ぐびぐびやろう。
ごちそうさまでした!!!
(2021.9)
■ステーキとおるの訪問紀
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