「光琳」に行った時に見つけた喫茶店。
まさか、こんなところに知らない喫茶店があるなんて。
偶然の出会いに心が躍りました。
歩道に置かれている看板からは、モーニング・ランチ・カラオケの3部構成になっている事が分かり、大層気になるのは、土日限定の生バンド。
店内には、10を越えるテーブルが並んでいて、奥のステージにはドラムが。
あそこで演奏するんでしょうね、生バンド。
メニューが見当たらずきょろきょろ。
「日替りで良いですか~?」とは、お店の方。
もちろん快諾し、何が出てくるのか楽しみに待つことにしました。
厨房には女性が2人いて、日替りの調理をしながらピークタイムに出た洗い物の片づけを。
少しして出て来た日替りは、親子丼・小鉢3つ・味噌汁・福神漬けという内容です。
この時点ではお値段を把握していませんでしたが、第一印象から700円という価格をはじき出してみました。
まずは親子丼からと思い左手で丼を持ち上げると、ずっしりとした重量感があって、量の多さに気付かされます。
実際にご飯が多いですし、食べ進めて分かる事ですが、鶏モモ肉も多い。
卵自体は甘いお出汁をたっぷり含んだ炒り卵的で、半熟部分はありません。
その他の具材は、玉ねぎぐらい。
青ねぎでも入っていれば彩りがいいのになぁ。
小鉢1つめは、鯖のほぐし身とワカメの酢の物。
これは、口を変えるのに大活躍。
2つめは、ちくわの磯辺揚げ。
久し振りに磯辺揚げ食べましたけど、なかなか旨いもんですね。
3つ目は冷奴で、普通っちゃ普通(笑
味噌汁は濃い目。
拍子切りの大根に味がしっかり染みていて、少し煮込んだような感じが伝わってきます。
保温の過程でこうなったんでしょうかね。
吉島・光南って量が多い店が散見されますが、こちらもご他聞にもれず。
満腹感と偶然の出会いに満足です。
お値段は600円。
予想を下回る安さに、お財布もニンマリ。
カフェでは味わう事の出来ない、昭和の香り。
次世代には受け継がれないであろう雰囲気。
ご店主が高齢になり、徐々に閉店する店も増えていくでしょう。
せめて、僕のブログで記録に残しておきたい。
そんな思いで喫茶店ランチを楽しんでおります。
吉島界隈には未訪の喫茶店が多く残っているので、まだまだ開拓しなくては。
次はどこに行こうかな。
ごちそうさまでした!!
(2018.5)
■お店のデータ
ヒロ
広島市中区光南5-3-18
082244165
16:00~11:00
11:30~14:00
15:00~?
定休日:不明
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コメント
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>次世代には受け継がれないであろう雰囲気
うっ…
おじさん的には、切なさドバドバです。
平成生まれの人達も次の元号生まれの子達が大人になる頃に、同じように流れゆく時代を思うのでしょうか?
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コメントありがとうございます。
おしゃれなカフェが幅を利かせているので、レトロな喫茶店の雰囲気は昭和世代の心に響くんでしょう。
次の時代が来たら、オシャレなカフェの雰囲気が懐かしくて平成世代に響くんだろうと思いますよ。