今回向かった先は、『みやじま達磨』。
かつて、北広島町で蕎麦を打っていた高橋邦弘氏の一門「翁達磨」に属しているらしく、全国に40店ほどある内の一つなんだとか。
お店の場所は、大野町の再開発エリアの一角。
キレイに区画整理された街並みに溶け込むような佇まいの建物。
駐車場はお店の前と隣の区画に10台程度はあったと思います。
「これ建てたのはSかなDかな」等という野暮な事を考えながら、店内に足を踏み入れてみました。
客席は、カウンター・テーブル・座敷の3種類。
この内、座敷だけは壁に仕切られた奥に配置されています。
ホールを取り仕切るのは、僕よりも年上の女性。
この方のご主人がご店主なのかな?
そばのメニューは温かいのと冷たいのがあって、店員さんからは「鴨がとてもおいしいので、鴨せいろがオススメです」とのアナウンスが。
ちょっと悩んだ結果、僕は鴨南蛮を。
妻と母は鴨せいろを注文することに。
食後の楽しみとして、そば茶アイスもお願いしてみました。
注文から少し経ちまして、まずは鴨南蛮の登場です。
ほんのりピンクの鴨ロースが4枚、つくね2つ、タテに細い白ねぎ。
丼のほとんどが覆われていて、隙間からチラッと見えるのは白っぽい蕎麦。
一口目は、キンと効いた鰹の酸味の後に、丸くて穏やかなツユの姿が。
後口の塩気も目立っていますが、塩っぱいのではなく、ミネラルのニュアンスですかね。
そばは平たく、ムニッとした食感ながらアルデンテな茹で上がり。
ここで香りや味に言及できたら格好良いんですけどね(苦笑
さて、鴨肉。
この鴨は味が濃いですね。
ピンクの部分には、ほんのりとレバーっぽい風味があって、独特の旨さです。
つくねからは鴨の脂の旨さが感じられ、いずれもなかなか旨いではありませんか。
お好みでと言われた柚子胡椒は、鮮烈な辛さがいいですね。
瓶詰めのものが販売されていたので買って帰っちゃいましたよ(笑
デザートのそば茶アイス。
これは絶品!
使われているミルクの旨さもさることながら、そばの香りがたまりません。
そばの実はアイスの中に使われていたり、上から振りかけられていたり。
これが250円とは、嬉しいなぁ。
妻が頼んだ鴨せいろ。
一口もらってビックリしました。
つゆが旨いこと旨いこと。
鴨の脂が移っている事もありますけど、かえしの存在感が圧倒的です。
ここは冷たいのが正解だったかもしれません。
あ、そうそう。
こちらのご店主、僕と同い年ということが判明しました。
ビックリ(笑
最近の2年間は、温かい蕎麦ばかり食べてきましたが、冷たいほうが個性がわかりやすいのかもと感じております。
もう少し量があってお安ければ頻繁に行くんだけどなぁ(苦笑
ごちそうさまでした!!!
(2018.5)
■お店のデータ
みやじま達磨
廿日市市大野中央4-5-20
0829543220
11:00~16:00
定休日:月曜日
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