幟町にあった、ステーキの「don」が霞町に移転したのは、2014年の6月のこと。
伺ったのは一度だけでしたが、出て来たステーキに良い印象を受けたことを覚えています。
「そいや、どんなところに移転したんだろう」と、ふと思ったものですから、ちょいと店構えを見に行くことに。
到着したのは、南区霞町にある市営住宅併設の商業棟です。
少し散策してみると、「小谷」と書かれたうなぎ屋さんを発見。
これは柳橋の小谷と関係ありそうですね。
そして、その隣が移転した「don」。
その他には、世羅の食材を扱う店や、焼肉店、果物屋、美容室などが営業されていました。
その一角にあるお好み焼き屋の前を通った際、やたら盛りの良いキャベツが目に入ったものですから、吸い込まれるように入店。
って、ここまで来て「don」に行かんのか~(笑
お店は『ひだか』という名前のようでして、おばちゃんが一人で切り盛りされています。
中に入ると、鉄板はあるんですが前にイスが置いてありません。
「鉄板前で食べられますか?」
「食べられます。注文は?」
「肉玉そばで」
「そちらに座って待っててください。焼けたら声掛けます」
てなやり取りを。
鉄板とは逆サイドにある長机&丸いすで待てとのことでして、これってお好み焼き界の「新華園」方式ではないでしょうか。
お好み焼き屋では初めてだなぁ。
面白いなぁ。
遠目に焼き方を見ていましたら、いくつかの特徴に気付きました。
■そばを生地の上に置くタイプ
■豚バラが分厚い
■キャベツの量が多い
■焼き方がラフ
■仕上げのガーリックパウダーが多い
※写真はWです。
見てください。
豚バラ、厚くないですか?
サムギョプサルで使われるくらいの厚みでして、これは食べ応え十分でしょうね。
焼き上がったので、丸いすを持って鉄板前へ。
早速いただいてみると、キャベツがほっこりと蒸しあがった一枚でして、野菜の焦げが少々気にはなりますが、総じてハズレのない旨さ。
豚バラは、想像通りの食べ応えでした。
「これって、どこかで食べたのに似てるよな~」と思いを馳せたところ、夕方になって「三八」ということに気付き、妙な納得感が。
あちらで修行でもされたのかな。
そう思うほどの既視感がありました。
あ、そうそう。
そば肉玉は650円なんですけど、Wは1,000円と価格差が大きいんです。
たまたまWが焼けるのを目の前で見ましたが、そば2玉に加えて野菜も豚バラも増量。
山の大きさはシングルよりも大きく高く、この量なら1,000円やむなしかなと。
誰が食べるんだろう?と思っていたら、頼んだのは近所のお年寄り。
持ち帰って二人で食べるんだったら、丁度良い量かもしれません。
「don」にも行きたいし、またここに立ち寄ってみようかな。
ごちそうさまでした!!!
(2016.2)
■お店のデータ
ひだか
広島市南区霞町1-4-5
0822569282
11:00~19:00
定休日;不定休
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