僕は生まれも育ちも広島市内。
高校生の頃は、土曜日の昼食でサンモールやユニード、広島百貨店、銀山町時代の丸八(100円ラーメン)、シェーキーズなどをしばしば利用しておりました。
ひょっとしたら、それ以来、サンモールの地下には訪れはするものの食事をした事がないかも。。。
そんな事を思い出し、この度のサンモール訪問のきっかけにしてみました。
訪れたのは11時30分頃。
既に出来始めていた「一蘭」の行列を尻目にサンモールに入店。
入り口脇の階段で地下に降り、奥に進むと飲食店街に到着します。
ざっと見渡すと、丼物の「ザ・ドン」、カウンター居酒屋っぽく見えた「お食事処やまき」、うどん等の「米っ人」、寿司の「銀華」、移転&リニューアルに驚いた「あまんじゃく」、「ロッテリア」、中国料理の『蓬莱』の7店が確認出来ました。
この中から昼食の舞台として選んだのは、『蓬莱』。
同行していた社の先輩の勧めと客の入りの良さで決めました。
客席はカウンター席のみで、12席程だったでしょうか。
お店の切り盛りは若い男性3名。無駄な動きが少なくとてもスムーズなオペレーションは、かなり高度です。
およそ研修など存在しなさそうな雰囲気(失礼)ではありますので、まさにOJT(オンザジョブトレーニング。要はやらせて覚えさせる(笑)。)の賜物だと感じましたが、いかがでしょうか。
メニューです。
内容はご飯物とラーメンの2種に大別でき、中でも写真が大きくイチオシっぽいのは天津丼。
他のお客のを見ると盛りが良さそうでしたが、空腹につき注文してみる事に。
調理過程で面白いと思ったのは、ご飯の上に丸く厚く焼いた卵を乗せる動作。
一人前ずつ焼いていくんですが、焼き上がったら卵をご飯の上に叩きつけるように乗せるんです。
フワッと乗せれば良いのにバシッという音が聞こえそうな勢い。
これはこのお店の伝統なんでしょうか。それとも、彼だけのパフォーマンスなんでしょうか。
さて、出てきた天津丼がこちら。
左は同行者が頼んだ小サイズ。右が僕が注文した普通サイズです。
まさに、今は亡き「中国飯店」クラスの盛りの良さ。
現役店では吉島の「鳳琳」や的場町「天津」などがその類かなと。
実際に食べてみると、天津丼はあんがとても滑らか。
それ自体の提供温度も高くありませんので、スルスルっと食べ進める事ができます。
あまりのスルスル振りに、飲み物みたいな丼だと思いましたよ(笑)。
味は予想とは異なり濃い味ではありませんでした。
この量で濃い味だと飽きるはずですので、流石に量と味付けのバランスを取ったんでしょうか。
具材は、豚肉・玉ねぎ・人参・ネギ・キクラゲ。ここまで来ると、具材は何でも良いような気がします(笑)。
チャーハンは中華お玉すり切り約2杯分ありましたし、ここはご飯物の盛りが良いのが特徴なんですね。
※ラーメンは一般的な量。
個人的には中華丼もチャーハンも気になりますので、折を見て再訪したいと思います。
ごちそうさまでした!!!
(2013.1)
■お店のデータ
蓬莱
広島市中区紙屋町2-2-18 サンモール地下1階
0822471280
11~20時
定休日:サンモールに準ずる
■蓬莱の訪問記
・蓬莱2(2013.8)
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