勤め先からは少し遠いんですが、新たな開拓先をパルコ広島店の周辺~福屋八丁堀店の裏辺りに決め、ある日曜日に下見に行って来ました。
老舗カレー店「サンカレー」や串揚げの「串の坊(未訪)」を始めとして、ちょっと行ってみたいなぁと思えるお店をいくつかチェック。
するだけのつもりだったんですが、あるお店の店頭に掲示されていた「土日限定ランチ」の表示に魅かれ、思わず入店(笑
そこが今回の舞台となる『きずな屋』です。
お店の場所は福屋八丁堀店とサンカレーの中間地点。
ここは以前、造り酒屋の山陽鶴が経営する「倉凜」があった場所ではないかと思います。
入口はガラスが占める面積が多く、中がよく見える作り。
しかし、お店の奥への通路は木製引戸で仕切られており、客席が外から見えない作りになっています。
入口付近にはL型のカウンターが設けられており、そこには「立ち食い寿司」という表示がちらと見えた気がしました。
昨年、東京駅で立ち食い寿司のお店を見ましたが、広島にもいつの間にか出来ていたんですねぇ。
さて、お店の奥には女性店員により案内され、僕は一人でしたのでカウンターに座るよう促されました。
その他の客席は、テーブル席と座敷がいくつかあり、ほぼ満席だったように思います。
メニューです。
ランチは3種類。
850円の旬菜ランチは野菜の握りという興味深い内容ではありましたが魚の握りがなし。
1,200円のきずな屋ランチは惣菜3種盛りがなし。
という事で、寿司・惣菜・汁物・茶碗蒸しとラインナップが多様なすし鮮ランチ1,000円を注文してみました。
お店の切り盛りは、厨房に男性3名と接客に女性1名。
割と人数がいるなと思いましたが、提供までに手数がかかるんでしょう、注文が出てくるまでに10分は経過していたと思います。
握り5貫は左から、鰆・トロ・穴子・赤身・玉子という布陣。
穴子は生の炙りで香りは少ないんですが、こりっとした歯応えでなかなかの旨さ。
トロと赤身は漬けっぽい仕上がり、玉子は特筆する点なし。
惣菜は左から冬瓜の煮物、魚の子の煮物、黒ゴマ豆腐。
いずれもなかなか旨く、黒ゴマ豆腐はねっとりとした食感と胡麻のコクが感じられて、特によかったと思います。
茶碗蒸しとうどん(かなり細め)、揚げ物(鶏ひき肉と豆腐?)はきちんと熱々ですし、総じて内容としてはよかったと思います。
1000円ですのでサラリーマンランチには不向きですが、料理の内容がそこそこ良いのと小洒落た雰囲気ですので、シチュエーションによっては使えるお店かなと。
立町にある「きずな屋(未訪)」とも関係があるという事が分かりましたので、機会を見つけそちらにも伺ってみようと思います。
ごちそうさまでした!!!
(2012.11)
■お店のデータ
きずな屋
広島市中区堀川町5-12
0822490873
18:00~24:00
土日祝限定で昼営業(11:30~14:00)あり
定休日:月曜日
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