雨後の月・天寶一・美和桜・本州一辺りは、いずれも安心できる旨さ。来月は久々に蓬莱鶴辺りを飲んでみようかな。
(最高評価は★5つで、評価基準は個人の主観です)
ソッガ 純米吟醸美山錦 ★★ 長野県上高井郡 小布施酒造 720ml 1,680円 大和屋酒舗@中区胡町
本業がワインの小布施ワイナリーが醸す極少量(40石と言う情報もあり)の日本酒。
今までにドメイヌソガ、ソガメールエフィスJ・J1を飲んだことがあって、今回のソッガで4種類目。
昨年の日本酒楽園で飲んだソガペールエフィスJは酸味が勝った甘めの白ワインのようでとても美味かった事を覚えている。
ソッガはどうかと言うと、開栓直後はかなり飲みにくいお酒だった。
木樽様の香りが強いこと、旨みと甘みと酸味の統一感が無く暴れている味だったことがその要因だと思う。
猪口に2口飲んで、バキュバンした後に冷蔵庫に直行。
こんなに飲みにくいお酒は久々だった。
開栓数日後には、香りが落ち着き味にもまとまりが出てきた。
りんごのような甘さが主であり、強めに利いている酸味でもそれは掻き消すことが出来ない。
好みにもよるんだろうけど、僕にはこのお酒は合わなかった。


麒麟山 純米吟醸辛口 ★★ 新潟県東蒲原郡 麒麟山酒造 720ml 1,400円位 石川酒店@西区古江西町
普段は濃い口のお酒を好むが、たまには端麗辛口なお酒が飲みたい時もある。
と言うか、実は先日見た「吉田類の酒場放浪記」で吉田類氏が美味そうに飲んでいるのをみて飲みたくなっただけなんだけど(苦笑
本来は端麗辛口の切れるお酒だとは思うが、H21BYのため熟成が進んでおり、僕の苦手な熟成香がするお酒だった。
キンキンに冷えた状態か50度の燗であれば何とか飲めたが、それ以外の温度帯では僕には飲めない。
熟成酒がお好きな方もいるので、あくまでも個人的に「ダメ」と言う事で。


金冠黒松 純米 ★★
山口県岩国市 村重酒造 720ml 1,208円 石川酒店@西区古江西町
岩国市には何気に酒蔵が多くあって、今回飲んだ金冠黒松の村重酒造や五橋の酒井酒造、雁木の八百新酒造、獺祭の旭酒造など、名の知れている蔵がある。
五橋と雁木を飲む機会はそこそこある。
獺祭は、もちろん何度か飲んだ事はあるが、あえて飲もうとは思わない。
とても綺麗なお酒だとは思うが、綺麗過ぎて口に合わないからだ。
金冠黒松は今までに一度だけ飲んだことがある。
幟町にあるワインショップ「グランヴァン」と村重酒造がコラボして造った金冠黒松の大吟醸を買い求めたのがその時だった。
飲み口はきれい目で甘みと酸味のバランスが良いお酒だったと記憶している。
今回は、それ以来2度目。
家に帰ったら買ってあったので飲んでみた。
開栓直後は一瞬「アル添か?」と思うような香りだったが、それはすぐに落ち着いた。
りんご蜜のようなグッとした甘みが舌を支配したかと思えば、後乗りでやってきた酸味がそれを全てかき消す。
酸味の強いお酒だ。
開栓2日目には酸味が落ち着き、純米酒らしい旨みと苦味を楽しむことができた。
総じて悪くはないと思う。


雨後の月 吟醸純米酒 ★★★ 広島県呉市 相原酒造 720ml 1,323円 ユアーズ高須店@西区庚午北
日曜日に日本酒が飲みたいと思っても酒屋が閉まっていて諦める事が多かったが、ふとユアーズの前を通りかかり、いくつか日本酒が置いてあったのを思い出し入店。
雨後の月・美和桜・瑞冠の中から本酒をチョイス。
猪口に注ぐとふんわりと吟香が香る。
店頭のPOPではフルーティーと称していたかな。
基本辛口のお酒ではあるが、とろんとした甘みを感じる。
切れは良くないので、僕には少しベタッとする感じを受けた。
あえて言えば、桃や柿のような甘みなのかなぁ。
飲み進めていくと幾分か味わいが変化し、バニラのようなフレーバーが強くなった。
食中酒だと難しい面があるお酒だと思うが、晩酌でちまちま摘みながら飲むのには良いかもしれない。


天寶一 純米吟醸 赤磐雄町 ★★★★ 福山市神辺町 株式会社天寶一 720ml 1,500円位? 大和屋酒舗@中区胡町
元々濃い口のお酒が好きな性分なので、賀茂金秀とか天寶一を飲む事は、ほとんどなかった。
でも最近好みが変わってきたのか、飲み飽きたのかは分からないが、先の2銘柄のようにスッキリしていながらも程々に味が乗っているお酒も良いものだと思うようになってきた。
そこで大和屋で購入したのが本酒だ。
つるんとした喉越しのイメージを持っていたが、本酒はするっと入ってきて適度な苦味が味を引き締めてくれる。
旨いなぁ。
香りと言い旨みと言い、品良くまとめられている。
さすがの一本。食中酒にはピッタリの印象。


美和桜 純米吟醸 ★★★
三次市三和町 美和桜酒造 720ml 1,800円 ユアーズ@西区庚午北
先に登場した雨後の月に続いてユアーズで購入。
4合瓶で1,800円はちょっと勇気がいる価格だが、美和桜の看板を信じて購入してみた。
ほんのりとした香り、品の良い旨み。
先に飲んだ天寶一を少し濃くしたような味わいだ。
決定的な違いは余韻に残るポワンとした甘み。
これって、先日ユアーズで買った雨後の月でも感じた余韻だ。
ひょっとして八反錦特有の余韻なのか?
鶏の肩肉の炒め物と合わせてみたが、油をスッと消し去ってくれる相性の良さを感じた。
旨いお酒なんだけど、コストパフォーマンスの悪さが難点か。


本州一 限定純米酒 ええとこどり ★★★
広島市安芸区 梅田酒造場 1800ml 2,500円 石川酒店@西区古江西町
旭鳳に移られた土居杜氏が作った最後のお酒との説明を石川酒店で受け、僕には珍しく1升瓶で購入。
開栓初日は香りがブンブンで味も濃い。
本州一らしさ満載のお酒。
飲んだ印象としては本州一「気鋭の雫」に近いかな。
2日目、3日目と時間が経つにつれ、香り、味ともに落ち着いてきた。
骨太な旨さは健在だが、その辺りは苦味と上手く競演できていて、決してしつこさは感じない。
来年の本州一はどうなるのか?
そして旭鳳は?


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