■安芸みどり 純米
■超群 純米吟醸 風
■菊文明 純米吟醸原酒
■菊文明 本醸造生貯
■ふくのひれ酒
■神雷 上撰
■寿齢 特選
■忠臣蔵 山廃純米
■天の戸 しゅわとろ
先月のお約束通り、今月は9本とたくさん空けてみました(笑)。
と言いましても、この内の4本は7月からの繰越。
新規は5本ですので、まずまず飲んだ感じでしょうか。
今月の目玉は、ふくのひれ酒です。
この酒で山口はコンプリート(のはず)。
9月中には山口のお酒をまとめた記事をアップしますので、時間がある時にご一読ください。
(評価は、なし~★★★★★まで。個人の好みで評価していまして、★★★以上がおススメです。)
安芸みどり 純米 ★★★ 醸造元:美和桜酒造(三次市)

広島大学と美和桜酒造のコラボ商品、安芸みどり。
昨年買っておいたんですが、我が家でちょっとした飲み会を開きましたので、これを機会にようやく飲んでみました。
ちなみにこのお酒、昨年は広大の売店でしか売られていなかったので、わざわざ広大医学部まで買いに行ったんですけど、今年からは大和屋酒舗でも買えるそうです。
細かな経緯は忘れてしまいましたが、確か広大側が作った植物性乳酸菌を添加した「もと」で作った酒だったかな。
さて、どんな感じなんでしょうか。

香りはスキッとしていて、酸がありそうな雰囲気。アルコール感も少し。
実際に飲んでみると、低音域の旨味にやや強めの酸味、最後は苦味。
意外と悪くないなという反面、どことなく富久長のハイブリッドにも似たニュアンスがあるような気も。
これはこれで旨いとは思います。
「広島大学」が作ったお酒、というニュアンスで手土産として持っていくと面白いかもしれませんね。

超群 純米吟醸 風 ★★★
醸造元:生熊酒造(庄原市)

庄原市の湧水と有機栽培米を用いて作ったお酒ということで、いつぞやの中国新聞で紹介されていたのが、今回ご紹介する「風(ふう)」というお酒です。
醸造元の生熊酒造に行く機会がありましたので、蔵で直接購入してきました。
超群自体、広島市内にほとんど卸していないので、ここで初めて知った方もいらっしゃるかもしれませんね。

瓶口からは甘い香りが。
飲んでみると、きれいな水のニュアンスに米の旨味。
辛さと苦味で切れていく感じ。
冷えていると分かり難いんですけど、常温で飲むと、今までに何度か飲んだ超群と同じニュアンスが感じられます。
基本は辛口のお酒でさらりとしていて、17度台の度数で飲み応えもあり。
これはロックで飲んでみても良かったかもしれません。

菊文明 純米吟醸 ★★★
醸造元:北村醸造場(庄原市)

このお酒は、先に紹介した生熊酒造の近くにある北村醸造場が作っています。
広島市内には限られた酒屋にしか卸していないので、こちらもわりと珍しがられる銘柄の一つ。
このお酒は、粕歩合が高い上に(酒粕がたくさんできる=できる酒の量が少ない)、度数が15度台までしか上がらず加水していない(原酒)ので、儲けが少ないお酒のようです(苦笑)。
蔵の女将さんがぼやかれていましたが、ある意味レアなお酒と言うことで喜んで買わせていただきました。

飲んでみると、15度台とは思えない飲み応え。
これって原酒だからなんでしょうね。
素朴な米の旨味が菊文明らしいなと思います。
菊文明 本醸造 生貯蔵酒 ★★★ 醸造元:北村醸造場(庄原市)

純米吟醸と飲み比べするために開栓。

アルコール感の強い香り、わずかな米のニュアンス。
つるんと喉を通る、軽快な辛口酒という印象です。
純米吟醸とアルコール度数は同じ15度台ですけど、加水している分、喉越しが柔らかいですね。

ふくのひれ酒 ★★
醸造元:しらたき酒造(山口県下関市)

何だかもったいないので先延ばしにしていましたが、お盆休み中にエイヤと開栓してみました。

実際に飲んでみると、含みはヒレ酒の風味が広がり、余韻はさらりと。
常温に近づくにつれて、ヒレ酒の風味が感じられますが、個人的には温かい方が好きかなぁ。

神雷 上撰 ★★★ 醸造元:三輪酒造(神石高原町)

購入したのは、上撰の5合瓶。
日本酒は4合瓶で売られることがほとんどなので、その意味でも珍しいと思います。

実際に飲んでみると、甘さ辛さが同時に感じられ、余韻に残るのは辛さ。
その隙を狙ってバニラっぽい香りが出てきます。
開栓から2週間、3週間経っても大きく変わらず、デイリーユースとしてはまずまずいけるんじゃないでしょうか。

寿齢 上撰 ★★★ 発売元:吉源酒造場(尾道市)

尾道駅の裏にある蔵まで出向き、上撰(特別本醸造)の一升瓶を購入してきました。
こちらは醸造はしておらず、造りは県北の某蔵に任せているらしいです。
帰宅してしばらく経ってから、常温保管からの開栓。

嫌なところが少なく、たおやかに旨い辛口酒です。
開栓から2週間経つと酸味が出てきました。
こうなると、するするといくらでも飲めそうですな(笑)。

忠臣蔵 山廃純米 ★★★
醸造元:奥藤商事(兵庫県赤穂市)

醸造元の奥藤商事は、赤穂市唯一の酒蔵とのこと。
地元銘柄は「乙女」と言いまして、僕はそっちを買おうかなと思ったんですけど、観光客らしく「忠臣蔵」のほうを買ってみたわけです(笑)。
冷蔵庫で冷やしてから開栓してみました。

実際に飲んでみると、山廃っぽさはあまり感じませんが、米の旨味と長く続く渋みが目立った味わいです。
甘味も少しあるかな。
10分ほど経つと、渋みと旨味が穏やかになり辛さが目立つように。
常温に近づくにつれ、米の旨味が出てきました。
開栓二日目は、甘さが取れて酸味が前に。
山廃の酸味というよりも生もとの酸の方が近いニュアンスです。
特段の期待はしていませんでしたが(失礼)、なかなか旨い酒でした。

天の戸美稲 シュワトロ ★★★
醸造元:浅舞酒造(秋田県横手市)

濃い口の酒が多い中で進められたのが、発泡にごりでアルコール度数14%のこのお酒でした。
飲み口さらっととはいかないでしょうけど、度数と発泡で口当たりは良いかなと思い購入。
自宅に戻り、冷蔵庫で冷やしてからの開栓です。

実際に飲んでみると、トーンの低い旨味と苦味が並行しています。
日下無双の発泡にごりと比べると、炭酸軽めで味濃い目でしょうか。
そして、滓の部分はとろりとした口当たり。
当初思った通り、サラッとはしていませんでしたが、口当たりがよくするっと飲めるお酒でした。

(了)
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