日本酒

家で飲んだ日本酒(2014年9月)

日本酒
今月の掲載酒

■黒牛 純米吟醸生原酒
■峰仙人 純米原酒
■八海山 魚沼で候
■梅津の生もと おり酒
■三谷春 しぼりたて本醸造 生地

 
 
 
9月の中頃に我が家で持ち込みの会を催したんですが、楽しい面々と共に、とても楽しい夜を過ごす事が出来ました。

我が家の備蓄を合わせると、13本のお酒が集まり、僕を始めとして何人かの方が二日酔いになられたのではないかと思います(苦笑

ちなみに、こちらがお酒の集合写真。

壮観だ(笑

 
 
 
左から順にご紹介しますと、

梅津の生もと 純米おり酒

八海山 純米 魚沼で候

安佐泉 普通酒

黒牛 純米吟醸生原酒 槽口直汲

花酔 純米原酒 どぶのうわずみ

キンタラスカブラス 白ワイン

フジマル醸造所 赤ワイン

山の壽 純米生原酒すいかラベル

富久長 HYBRID

峰仙人 純米原酒

北信流 8年古酒

三谷春 しぼりたて本醸造

無手無冠 八色鳥

です。

 
 
 
会で飲み干せず我が家に残してくださったお酒が複数ありますので、9月と10月はそれを中心にご紹介しようと思います。

我が家に残してくださったお酒=いただき物という認識でおりますが、大変失礼ながら、記事の性質上、好みに合うかどうかの評点を付けております。

思わぬ低評価の場合でも、どうかクレームはご遠慮願います(苦笑

 
 
 
(評価は、なし~★★★★★。あくまでも個人の好みによる評価です。)

 
 
 
黒牛 純米吟醸生原酒 ★★★ 醸造元:名手酒造店(和歌山県)

黒牛(くろうし)は生で1回、火入れで1回飲んだことがありましたが、今回の純米吟醸生原酒が今までで最も旨い黒牛でした。

このお酒は、酒米が山田錦の精米歩合50%で、槽口直汲の限定酒との事。

冷蔵庫で保管していたラスト1合を飲んでみました。

香りはフルーティながらも、ほのかに香る程度。

口に含むとジューシーな旨味が広がり、少しの辛味と仕舞いの苦味で味に幅を持たせてる感じです。

くどさは皆無で、味の切れの良い濃醇旨口タイプ。

以前飲んだ火入れの純米は、ここまでの味の乗りはなく、魅力はありませんでした。

黒牛、生酒だと旨いということなんでしょうか。

 
 
 
峰仙人 純米原酒 ★★★
醸造元:八谷酒造(広島県・廃業)

馴染みの床屋で散髪した後、近くにあった酒屋を覗いて見ると、冷蔵庫の中で冷やされている箱入りの峰仙人を発見。

醸造元の八谷酒造は既に廃業されているし、まさかここで出会うとは!!

一瞬で血が沸騰するような驚きを覚え、我が目を疑いもう一度見ましたが、やはり峰仙人(笑)。

お店の方にお願いして譲っていただき、酒好きが集まった会で飲んでもらいました。

製造年月は平成20年8月と表記。

どのように熟成しているのか恐々でしたが、飲んでみると、とろんとした舌触りで適度に乗った旨味が僕好みでした。

そして、少し残ったのを冷蔵庫から出して、飲んでみることに。

開栓して1週間後に飲んだんですが、熟成が進んでいて、軽い熟成感とチョコ感(チョコレートに似たフレーバーの事)が感じられるようになっていました。

今までチョコ感は苦手にしていましたが、後口に軽く感じられる程度だと、そこまで苦手ではなさそうです。

肴にハバネロのピクルスを持ってきてみると、これが意外な相性の良さ。

舌を刺すような痛みを感じながらも、軽いチョコ感が少し和らげてくれるんです(笑)。

最後の一口を飲み込む時には、「もう飲めないかもしれない」寂しさと「出会えた事に対する感謝」が入り混じった不思議な気持ちになりました。

 
 
 
八海山 純米酒 魚沼で候 ★★
醸造元:八海醸造(新潟県)

越乃寒梅・久保田・八海山といえば、新潟県を代表する日本酒という認識を持っています。

有名すぎて個人的には飲む機会が少ない3銘柄ですが、4年ほど前に飲んだ八海山の「越後で候」というシリーズ(生原酒)は品の良い甘さが乗っていて旨かった印象があります。

今回は、それ以来の八海山で、魚沼地区限定の「魚沼で候」。

開栓後、常温保管していたものを飲んでみました。

香りは、ほんのりバニラ。

口に含み飲み込むと、途中でスコン!と味が抜けますが、余韻で旨味が戻ってきます。

旨味のある辛口酒という印象でしょうかね。

冷やして飲むよりも、常温~ぬる燗な感じ。

ハレの日に飲むのではなく、デイリーユースな味わいの1本です。

これは、じっくりと飲み干すのが似合うお酒。

秋刀魚の塩焼き等、秋の味覚を肴に楽しんでみようと思います。

 
 
 
梅津の生もと おり酒 ★★★
醸造元:梅津酒造(鳥取県)

平成18年から全量純米に切り替えた梅津酒造。

外(酒の巣とか)では何度か飲んだことがあって、力強い酒質と言う印象を持っています。

おり酒を飲むのは初めて、かな?

開栓後2週間程度常温保管しておいたものを飲んでみました。

まずは常温で飲んでみると、おり酒特有のとろんとした舌触りに、喉越しどっしり。

まるで米粒が溶けきったお粥を飲んでいるようです(笑)。

とても低いトーンで辛さと渋さが絡まっていて、そこに酸味が覆いかぶさってきますが、それでも重たく感じます。

飲み込んだ後、喉の入口辺りに感じる風味は、醤油っぽいもろみ(?)のフレーバーで、面白い。

胃に落ちると、21度と言うアルコール度数の高さが実感でき、ぐいぐい飲むと前後不覚になること間違いないお酒です(苦笑)。

この日は2杯で終了。

残りは燗や炭酸割で楽しんでみようと思います。

 
 
 
三谷春 しぼりたて本醸造 生地 ★★ 醸造元:林酒造(広島県)

これは、平成25年の新酒を1回火入れで貯蔵したお酒で、搾って1年経ったものを購入。

自宅では常温で保存し、ひと夏越したところで、持ち込み会で開栓してみました。

開栓し立ての時は丸い口当たりで、生地(原酒)らしい味の濃さ。

「うんうん、これはなかなか旨い!」的な事を言った記憶がありますが、飲み過ぎにつき、記憶曖昧です(苦笑)。

開栓から2週間経って改めて飲んでみると、アルコール感が強くなり仕舞いにはチョコ感が。

これ、ぬる燗が良いのかもなぁ。

 
 
 
☆最後までお読みいただいた皆様へ
これまでのように、一ヶ月に飲んだお酒をまとめて一つの記事にするか、一本のお酒で一つの記事にするか、悩んでおります。後者の方が短くて読みやすいと思いますが、読み応えは減るかなと。ご意見いただきたく、よろしくお願いいたします。

 
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コメント

  1. K.E より:
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    今までの纏めて紹介で良いと思いますよ、その方が色々なお酒が見れて楽しいですから(≧∀≦)
  2. oomin より:
    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    おぉ!

    ようやくご意見が来ました(笑)。

    まだ結論出していませんが、纏める方向かなぁとは思っています。
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