小泉本店があるのは、かつて西国街道と呼ばれた道沿い。
京都と下関を結ぶ街道で、江戸と長崎を結ぶ幹線道路の一角だったと言われています。
現在の地名等で表すと、猿猴橋⇒仏壇通り⇒本通り⇒平和公園⇒天満町⇒己斐・高須・古江・草津⇒井口・五日市というルートとのこと。
小泉本店は、1830年代にはこの地で酒造りをしていた記録が残っているようです。
現代では、厳島神社の造酒所として御神酒を造っている事でも有名。
蔵の方にお話を伺いましたが、酒販店にはほとんど卸しておらず、御神酒と個人客が主な販売先との事。
どうりで見かけないわけです。
生産量は1000石程度。
一般酒から純米大吟醸までラインナップが揃っています。
人気があるのは「原酒」との事。
せっかくなら純米クラスが飲みたかったのですが、原酒にはそれがないのでパス。
普通(加水している)の純米にしようかなと思いましたが、アルコール度数が13%と低めだったため純米大吟醸を買ってみました。
詳しい味は別の記事に譲りますが、香りは抑え目ですが華やかさもあります。
しっかり目の味わいで余韻もそこそこ。
さてこれで残り10蔵になりました。次
からはいよいよカウントダウンですね。
変な話、ここまで来たら味の良し悪しよりも達成感・自己満足ですな(笑
※瓶のふたが何故か「ム」。ちょっと調べてみましたら、その昔の屋号が「向井屋」だったことから来ているようです。面白いですね。
■蔵のデータ
小泉本店
広島市西区草津東3-3-10
082-271-4004
9~17時
定休日:5~10月 日・祝、第3・4土曜、11~4月 日・祝
■その他の日本酒に関する記事はこちらからご覧いただけます。
コメント
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
最近、日本酒を飲んでくださってるんですか!!
ありがとうございます~。
良い酒屋で買うと良いお酒に出会う確率が上がりますので、しっかりはまってください(笑)。
ちなみに、僕の地元も宇品です(苦笑)。